55万分の8は何? | ウオーキングの町 坂町

ウオーキングの町 坂町

瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんにちは 「ようよう坂町」

神戸ルミナリエは、平成7年1月の

阪神・淡路大震災の犠牲者への

鎮魂と神戸の街の復興・再生への

夢と希望を託して、その年の12月に

初めて開催され、今年で13回目です。

神戸ルミナリエの作品は、その年の

テーマに沿ってデザインし、そのデザ

インに会わせ部材をイタリアから運んで

イタリア人職人と日本人スタッフの手に

よって組み立てられます。

直線道路上に配置される光の回廊

「ガレリア」、その終点の広場に

光の壁掛けの「スパッリエーラ」展開

するなどで構成されます。


今年の作品のテーマは「光の紀元」

との ことです。

直線道路を出た会場内の公園には

協賛社名が掲示されています。


このルミナリエ一体どれぐらいの

資金がいるのかとホームページを

見ていましたら、昨年の決算状況が

出ていました。

 総収入5億2,500万円

うち協賛金1件10万円以上139社で

2億8,300万円、補助金が1億5,500

万円(内県が2,500万円、市が1億

3,000万円)募金等が6,100万円、

オフィシャル商品のロイヤリティが

2,600万円。


一方、支出はというと

作品制作費2,億2,500万、警備費

1億4,400万円、会場設営費4,600

万円、運営費6,700万、広報・事務

局費等9,200万 合計5億7,400万円

で、4,900万円の赤字。前年からの

繰越金で補填し、今年度の繰越は

わずか1,300万円。

点灯が終わり、しばらく動きが

なかったのですが、やっと動き

始めました。すばらしい光の演出

ではありますが、やや気になるのが

交通信号機でした。

また、左上のビルの照明も気に

なりました。可能不可能は別にして

これだけすばらしいルミナリエなの

ですから、さらに徹底して、何かの

工夫はないかものと思いました。


なかなか動かない中、やっと

ルミナリエの中に入って行きます。

上を見上げるとまさにまぶしい

くらいの光の輝きで、大感動。



いよいよ入口です。まだ信号が

見えます。


人の流れに従って流れていきます。



前方にも人、人、人・・・真ん中は

写真を写す人が多く、なかなか

進みません。


後ろを振り向くと、子どもを肩車

したり、携帯やデジカメで写真を撮る

人でこれまた人・人・人・・・

やっとリミナリエ会場を出ました。

出たところの公園の高くなった

所で記念撮影などの人がたくさん

いました。


出た公園には、光の壁掛けの

「スパッリエーラ」があります。

城壁のようでまぶしいくらいの

すばらしい演出です。


中に入ると、周りが光の壁。目を

奪われます。

さて、光の美術館の感動の旅が

終わると、出口には100円募金の

呼びかけ。

昨年約5千万円の赤字。今年も

厳しいのでしょうか。開催期間を

2日間短縮し、点灯時から道中

ずっと100円募金の場内放送。

途中には募金箱を抱えた係員が

募金を呼びかけていました。


夢と希望を与えるルミナリエのはず

なのに、100円募金で、来年開催に

ご協力をとの呼びかけ。何だか

夢が壊れる放送でした。


厳しい状況はわかりますが、もう少し

工夫がないものでしょうか。


昨年の実績からいうと、5億7千万

の経費で465万人を集めたわけ

ですから、1人当りの経費は123円

1人当りでうんと安上がりです。


わが町のイベントでは200万円で

5千人の集客ですから1人当り

400円かかっています。


1人100円集めると4億余り集まる

わけですから、呼びかけはよく

分かります。でも、金がないから

100円募金をと叫び続けるのは

どうか。夢が崩れてしまいます。


入場料無料ですが、入場料として

とる方法はないのでしょうか。

子供はただにして、大人200円を

集めればかなり集まるはずです。


会場を出たのが6時、予想以上

早く、夕食会場の「モザイク」まで

歩き疲れているため、最初は

タクシーでと思っていましたが、

混雑と交通規制でいるはずが

ありません。しかたなくまたまた

歩いていくことにしました。


夕食会場へ着くとこれまた人で

一杯。並んでバイキングの夕食に

ありつけたのは、7時30分過ぎ。

9時過ぎまでゆっくりと食事をしま

した。モザイクから見る、ポートタワー


ホテル入口のイルミネーションは

波に踊るイルカ、なかなか見ごたえが

あります。

対岸のモザイクの観覧車のイルミ

ネーションなども素敵です。

かくして「待つ、歩く」に徹した神戸

「街歩き」が無事終了しました。


元気な若い層は、ジャズ発祥の地を

体感しようと再び三宮方面へ。


ルミナリエの12/8の入場者数は

553,000人でした。どうやって数える

かは別にして、これだけ多くの人が

入場したルミナリエ。私たちはその

うちの8人。55万分の8でした。