おはようございます。
日本一のウォーキングの町を目指す
「ようよう坂町」
12月8日は何の日と聞かれても
分からない若者が増えているそう
ですが、昭和16年12月8日は
太平洋戦争開戦の日。ハワイの
真珠湾の攻撃により開戦となり、
以来4年間忌まわしい戦争で多くの
方が犠牲になりました。8月15日の
終戦記念日には犠牲者追悼や
不戦の誓いとしての儀式があり
ますが、戦争のスタートとなった
開戦日に、不戦の誓いを大々的に
行うことがむしろ意義のあること
ではないでしょうか。
ホノルルは明日日曜日(実際には
日本時間で月曜日ですが)にホノルル
マラソンがあります。多くの日本人
ランナーで占領されますが、こんな
平和的なことならいいのですが。
戦争は二度とごめんです。
ホノルルでは当日退役軍人等で
大々的なパレードが行われています。
「リメンバー、パールハーバー」は
生きているのです。
そんなパレードを日本人ランナーは
どんな目で見ているのでしょうか。
忘れてはならない中に「阪神大震災」
があります。災害は忘れた頃にやって
くるといわれています。
今日安芸地区商工会職員の
有志が神戸ルミナリエに行きます。
「阪神大震災」の犠牲者の鎮魂と
都市の復興・再生の夢と希望を
託し、その年の12月から始まり
今年で13回です。
毎年この時期2週間開催され、
400万人余りが来場する神戸を
代表する一大イベントになって
います。
ところが時が過ぎて来ると、発足
当初の趣旨が風化し、膨大な
協賛金を要するルミナリエも継続する
ことが難しくなってきているようです。
今年は資金不足ということで2日間
短縮と会場に募金箱を置き、来場者に
協力をお願いするとのテレビニュースが
昨夜流れていました。
「継続は力なり」といわれますが、
「継続は金の力なり」では継続は
できません。協賛金に頼るだけでなく、
他の方法も講じていれば、危機に
陥らなかったかもしれません。
「継続は知恵と汗の力」が
必要なのではないでしょうか。
先日広島のルミナリエということで、
広島本通のイルミネーションの写真が
出ていたので改めて行って見ました。
本場神戸に比べるには失礼な気も
しました。でもそれはそれなりに
広島のイルミネーションの元祖は
並木通り。並木に1色の電飾を
しただけの単純なイルミネーション
ですが、その当時は珍しかった
今は平和大通りの「ドリミネーション」
にお株を奪われています。
平和大通りも年々派手になっています。
派手になり、人出が多くなり、有名に
なればなるほど、また派手になる。
その繰り返しが続くと、いつかは行き
詰る。
人間の欲は大きく広がっていくしか
ないのでしょうか。それが人間の
悲しい性なのでしょうか。
今日はルミナリエ最初の土曜日。
最高の人出で5~60万人が予想
されます。人ごみに長時間じっと
耐えた後、見るから感動するのかも
しれません。
拡大路線だけでなく、何かの工夫で
長く続けていく方法がないかと
人ごみに並んでいる間、考えて
みたいと思います。