こんばんは 「ようよう坂町」
続けるコツが途切れてしまっていますが、
再開することにします。
走る場所で最高は、やはり富士山では
ないでしょうか。日本一高い山なので、
バカの高上がりではありませんが、
日本中の人が自分より下にいるというのは
最高に気持ちのいいものです。
富士登山マラソンは日本一過酷なマラソンと
いわれています。標高700mの富士吉田市から
3,776m(実際には3,720mぐらい)の富士山頂まで、
標高差3,000m、距離21kmを走るマラソンで、
もちろん登りっぱなしです。
2回ほど走りましたが、感想というか最後は完歩と
いうか、やっと頂上にたどり着くといった状態です。
真夏のレースなので、スタート地点は30℃あっても、
頂上は10℃以下、応援者があれば、五合目(2,300m)
地点で着替えができますが、ない場合はそのまま
走りますから、頂上に上がったら寒いこと。
震えがとまりません。そんな中、ゴール後のビールを
飲むのが楽しみですが、寒すぎるとそうは行きません。
でも、せっかくですから飲みますが、気圧が低いため、
口に近づけて缶を空けないと、ビールが飛び出します。
富士山頂がゴールですので、5合目まで降りなければ
交通手段がありません。普通のマラソンなら、ゴール
したらほぼそれでおしまいですが、富士登山だけは、
そこからまた距離で6㎞、標高差1,500mを降りなければ
なりません。
山頂ゴールを第一ゴール、最終ゴールを5合目として
貰いたい気分でした。
富士登山も気候によっては、最高になったり、最悪に
なったりします。2回のマラソンでは、スタート地点は
快晴でしたが、頂上付近は雲海の中で寒く、視界は
全くなく、何のために苦しい思いをして登ったのか
がっかりしたのを覚えています。
過去5回の中では、それこそ日本中が見えるの
ではという最高に天気のよいときもありました。