こんにちは 「ようよう坂町」
今日は今までの暑さと違い、曇り空の少し
涼しい日となっています。
明日の予報も曇りで余り温度もあがりそうに
ないので、「曳船」の担ぎ手にはいいかもしれません。
明日は町内で最古の神社八幡神社(1260年鎮座)
の秋例大祭です。町内7地区からそれぞれ違った
寄進ものが奉納されます。
わが横浜地区からは、漁業や海運の町として
栄えた歴史の上に建造された「曳船」が奉納
されます。1749年頃が起源ということですから、
250年余りの歴史があります。
今曳船の本体を倉庫から出し、隣の工場に
お世話になり、一年のほこりをとっている
ところです。船の中央部の御殿は貴重品
船の後ろ側(艫とも)の方からですが、曳船も
明日の出船の場所に移動、今夜はここで
木造の曳船や漆喰の御殿は湿気を嫌います
ので、ビニールシートで養生。約一時間余りの
明日は朝6時半から飾り付けの準備を行い、
9時頃には終了、それから寄附の受付を行い、
11時55分に出船式をします。
見送りにこられた人に、出船音頭で、親子船が
出港していきます。
それから道中は、道中音頭による曳船の荒海や
静かな海の航行ぶりを披露します。
2時過ぎには、神社の境内に戦勝報告をします。
ここらあたりがクライマックスです。小船は24名、
親船は50名の担ぎ手で担ぐわけですが、静かな
海を行く時は、正に優美な姿、荒海を行く時は、
前後、上下に大きく揺れる様を再現します。
曳船が、勇壮、優美で祭りのメインイベントである
といわれる所以は、多くの若者たちの真剣な取組
の結果でしょう。
明日無事に奉納できますよう祈っています。