今月から毎週木曜日は津和野街道ボランティア観光ガイド養成講座が開催されています。 9月11日(木)は第2回目は吉和自然文化教育センター所長であり、全国インストラクターで活躍されている竹田隆一先生に、山の基礎知識、トラブル対応(安全対策)について、講義を受けました。
吉和自然文化教育センターでは、団体向けの自然体験学習の企画や指導をされ、トレッキングガイドの経験の中から、『山の基礎知識』を、1問1答方式のテキストでわかりやすく、楽しく講義されました。
後半の『山の安全対策』としての講義は、危険箇所の写真を基に説明を受け、前半の講義とは変わって、参加者皆さん真剣に受講されていました。
これから、下記に掲載される5項目の危険要因と予防の対応を考え、ガイド用の緊急マニュアルを作成するよう指導されました。
危険要因の5項目
① 地勢(転倒、滑落、落石、倒木、)
② 生物(まむし、蜂、熊、チャ毒蛾等、有害動物、かぶれ等有害反)
③ 天候(降雨、雷、気温)
④ 人(参加者体調不良、熱中症、行方不明、トイレ、けんか)
⑤ 法律(保安林、森林法の法律)
最後に、ガイドの要素として、既存の知識、昔の考え方を参考に、自分の興味があることや、おもしろいネタを津和野街道のガイドに結びつけ、画一的なガイドより、1人1人、自分なりのガイドスタイルを考えると良いのではと、アドバイスをいただきました。
次回は『おもてなしの心得、接遇マナー』についての講習です。