来て!見て!日本に3つしかない西蓮寺の相輪橖と日本初のドクトル佐藤男爵の石碑! | エリザベスのブログ

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おとめ座見所満載!茨城県行方市西蓮寺

来て!見て!西蓮寺創建1200年! 

行方市きっての古刹・西蓮寺境内には、もっともっと興味があるものがあるぞ!

(その3)

日本に3つしかない相輪橖(そうりんとう)

行方市ゆかりの佐藤男爵の石碑が隣にあります!

 

相輪橖(そうりんとう)(国指定重要文化財)

指定年月日:昭和25年8月29日

所在地:行方市西蓮寺504 西蓮寺

この相輪橖は、弘安の役の戦勝を記念して弘安10年(1287年)に西蓮寺中興の慶弁阿闍梨(あじゃり)が建てたものと伝えられています。

高さは9.16mで、木の心柱に銅板鍛造の筒を10個かぶせてつないでおり、また、つなぎ目には幅7.6cmの帯輪を巻いており、全体では錫杖形(しゃくじょうがた)をしています。

橖は西に面し基壇、橖身(とうしん)、頭部の3つに分けられ、基壇は、石造りで三段に積まれています。また、橖身は円柱になっており、それを包む銅板には寄進者名等を刻んでいます。そして、頭部は五輪塔形で、宝珠(ほうじゅ)に火焔(かえん)を付けており、それを取り巻く太い大輪及び大輪に懸かる12個の小輪からなります。また、大輪には卍が飾られています。

相輪橖は天台宗の象徴とされ、比叡山延暦寺日光輪王寺のものとならび貴重なものです。

 

美烈照千秋と記載されているようですラブラブ男爵 佐藤 進

石碑の裏側には、横山大観・木村武山の名前もあり、寄進に協力してくださったのです。

 

日本初のドクトル 佐藤 進

佐藤進は、弘化2年(1845)、太田村(現在の茨城県常陸太田市)の造酒屋高和家に生れました。佐藤進男爵のお母さんは、行方市麻生の高橋家から、常陸太田市に嫁ぎました。母たみは進が幼少の頃から人に尊敬される人物になれよという言葉を息子に語っていた!その言葉を胸に秘めながら努力により道を開いていった。

宝石ブルー1859年14歳、母方の縁で下総の国佐倉の藩医、佐藤尚中の佐倉順天堂へ医学を志して入った。はじめは、食客生として入ったため、掃除や下働きをしていた。

宝石ブルー1867年22歳、塾生の身分となり、尚中の娘、静子と結婚し、佐藤進と名を改めた。

宝石ブルー1869(明治2)年24歳、明治政府の公式旅券第一号を得てドイツ・ベルリン大学へ留学・卒業。東洋人として初の医学博士の学位取得。ウィーン大学で学んだビルロートの外科学を「外科通論」として紹介。わが国の西洋近代外科の基礎を築く。

 

宝石ブルー1877年32歳、西南の役(明治10年)で陸軍軍医監として活躍。

宝石ブルー1888年43歳、医学博士の学位を授与される。

宝石ブルー1895年50歳、日清戦争において陸軍軍医総監の任にあたる。

京城の大韓病院創設に尽力、初代院長。男爵。

宝石ブルー1902年57歳、順天堂病院の大改装、東洋一の規模を持つ総合病院を建設した。

宝石ブルー1903年58歳、麻生に佐藤別荘が完成

宝石ブルー1904年59歳、日露戦争が始まり、陸軍軍医監として現役復帰し、翌年6月軍医総監に任じられる。

宝石ブルー1907年62歳、勲功により男爵となった。勲二等旭日重光章を受章する。

宝石ブルー1904年64歳、私立女子美術学校、本郷、菊坂町に移転新築なる。順天堂の運営を養子、達次郎に任せ自、麻生の別荘で悠々自適の生活に入る。
 

常安寺の裏山の羽黒山(中世の麻生城跡)に、佐藤男爵は明治36年58歳のとき麻生の佐藤別荘を完成!佐藤進の妻 佐藤志津( さとう しづ 女子美術学校校長 )とともに、現在の羽黒山公園に女子美大の合宿所を設置し、行方地区の女子の芸術家の育成に貢献、男爵は、徳川光圀の伝記、水戸義公伝の執筆、麻生の観光、詩に精力を注いだ!その後は旧麻生町へ譲渡した!教育についても強い関心があり、幼児教育の為、故郷にあった太田郷校の跡地へ幼稚園を建設して寄付したり、佐倉に奨学金を作って勉学の機会に恵まれない人々に資金を貸与するなどの事業も行った。

 

宝石ブルー1915年70歳、麻生町の80歳以上の高齢者43名を別荘に招き、尚歯会を開く。

宝石ブルー1917年72歳、従三位に叙される。この年、財団法人私立女子美術専門学校を創設し、理事長に就任する。

宝石ブルー1919年74歳、妻、静子夫人歿(67歳)私立女子美術専門学校長に就任する。

宝石ブルー1920年75歳、軽い脳溢血にかかり、別荘で静養する。10月順天堂の院長を養子達次郎に譲る

宝石ブルー1921年76歳、6月青年軍医の為、佐藤男爵奨学金取扱規定決まる。7月25日本郷駒込において歿。翌日、正三位勲一等瑞宝章に昇叙される。7月29日葬儀。

常陸太田市と行方市の偉人・・・・・佐藤男爵

 

おとめ座エリザベス・・うううっ叫びあせるもうすぐ西蓮寺の常行三昧会!

常陸高野の仏立て・~昼夜不断の立経法要~七日七夜連続で読経する!

常行三昧会は比叡山から西蓮寺に移されて約900年~

古くから新盆・先祖・水子供養等が盛んに行われ、宗派を問わずお参りされています!

開催は、9月24日~30日 9時から午後4時(30日は12時まで)

僧侶が読経しながら雅で優雅なお錬行列!

9月24日(火)正午・9月27日(金)正午・9月30日(月)正午

常行堂から客殿への籠行列、お練行列があります。

「常行三昧(ざんまい)会(え)」(市指定無形民俗文化財)

〒311-3514 茨城県行方市西蓮寺504

℡0299-56-0107

 

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