大塲家の雛まつり今年の着物は
(大山守 大塲家郷士屋敷)ココ
(おおやまもり おおばけ)
今日は、大場家のお雛様の飾付をしました
中世の山城・玉造城を背にする位置に建つ
伝統的な茅葺住宅
大場家・第三代清左衛門正治の時、初代水戸藩主
・徳川頼房の領内巡視の際の宿泊所として、また
水戸藩南部の藩政事務所として、寛文期1661~72
に建てられた格調高い御殿部の屋敷
この画像は、昨年の飾りつけです
大場家の土間から見る茶の間の空間
四百年の時を越えココ
人々の息吹を今に残す郷士屋敷
大塲家は代々水戸藩の大山守を務め、20数カ村の
藩有林を管理するとともに、各村の庄屋の上に立ち、
勧農、税の徴収・訴公・治安等、広域にわたる
藩行政にたずさわりました
大塲家の土間にも、数多くの吊るし雛が
昨年は、この2点の打ち掛け、振袖をご披露しました
大塲家郷士屋敷は、霞ヶ浦・行方地域の政治・経済・
文化活動の拠点として、その歴史を今に語り続けて
います。
江戸時代にタイムスリップしたかのような
和の神秘さを、お客様にお伝えしました
さてさて、今年のお着物は
愛する人のもとへ嫁ぐ可憐な花嫁さん
今年の振袖は、百花繚乱
もうっうっとりしちゃうわ
お嫁入りのとき、ぜひ 着てみたいね
会所の吊るし雛も、今年も展示します
竹を山に見立て、優美な吊るし雛の気高さ
ヒト針、ヒト針に 思いを込めて 仕上げた吊るし雛です
本当に、市民のみなさまのお力です
国には国の歴史があり、家には家の歴史があります
大場家は桓武平氏の流れをくみ、
常陸大掾氏の支族である玉造氏
の家老として仕えました。
佐竹氏支配の時代を経て、江戸時代
には代々水戸藩の大山守を務め、
二十数か村の藩有林を管理すると
ともに広域にわたる藩行政に携わ
ってきました。
大場家との出会いは、歴史の重みを感じる瞬間
御殿の間の欄間も必見の価値ありです
大場家へお越しください
■開館日:火・水・木・土曜日(年末年始休館)
祝日は休館します
■開館時間:午前10時~午後4時(入館は3時まで)
■入館料:小・中・高校生・・・200円
(団体20名以上は150円)
一般・・・300円(団体20名以上は250円)
※団体 要予約
■予約申込先:公益財団法人
大山守大場家保存協会
TEL・FAX:0299-55-3230
■3月3日は開館します
梅薫る大場家の雛祭りぜひ