音羽御殿に行ってきました
東京視察
行方市商工会女性部と行方市青色申告会女性部の合同視察研修会です
意外と簡素な門を抜け、つづら折りの坂道をひたすら登る
緑が紅葉していて、美しい坂道です桜の時期は確かに見事だろう
丘の頂に洋館が建っていました。広大な敷地と台地の起伏を巧く利用した、まるで西洋のお城の様な邸宅です
お姫様の気分だわん
わくわく
鳩山御殿の玄関に到着しましたとても優雅な気分に浸れるわ
ここは鳩山会館。
昭和29年から31年まで我が国の内閣総理大臣を務めた、あの鳩山一郎(1883~1959)が建てた私邸です
邸内にある案内板に依ると、鳩山一郎氏がこの館を建てたのは関東大震災の翌年になる大正13年
こちらは、食堂です
その後建物の老朽化が進んだため修復工事が施され、平成8年に復元が完了し、この様に一般公開されるようになりました
冬の暖かな日差しを浴びながら、女性部の部員さんも優雅にふるまって
サンルームの応接セット。少女マンガの舞台のようだった
後ろに見えるのが庭園、ここからでは見えないが、奥に鳩山一郎の銅像があるのです
ダンスホールだったのかしらん
鳩山一郎の依頼を受けて館の設計を手掛けたのは、大正・昭和初期の名建築家であり友人でもあった岡田信一郎氏
鳩をモチーフに和と洋が融合した気品あるステンドグラス
邸内にはいくつかの素敵なステンドグラスが飾られていますが、これら全ての作者は、岡田信一郎と同じく大正・昭和初期に活躍した工芸家の小川三知(おがわさんち)。アメリカ留学後、日本にアメリカ式のステンドグラスを広めた人物と言われます
あの時代に、このモダンなステンドグラスを大正浪漫 満喫
この鳩山邸は、所在地の住所から音羽御殿とも称されています。洋風庭園から眺める館の姿は、まさに御殿と言う言葉がピッタリ
明日は、鳩山会館の素敵なお庭をご紹介しますわ