どうか 頑張って
生きていて
被災された方々
いまも救助を待っている方々、どうか頑張って
世界最大級地震の東北関東大震災
こうしているうちも、余震が続く東日本
そんな私達に 心温まる出来事が
そして・・・・・女性は命を繋ぐ
被災された人々の中には、お腹に子を宿した女性もいらっしゃいますどうか、ご無事に
ご安全に
行方市麻生の古宿地域の観音様の掛け軸です
子を慈しむ優しい観音様の姿絵です
女性たちの集まり観音講
毎月、または数ヶ月に一回集まって、観音菩薩に安産を祈願するものです
観音講は、地域の女性の集まりで、
最初に掛け軸の観音様に、お祈りをします
観音講の観音様の掛け軸は、いにしえから地域に伝わるものなので、時代を重ねて、だいぶ老朽化してきました
私の住んでいる行方市麻生地区の古宿地域の女性たちに伝わる観音様の箱も、だいぶ年季が入ってきました
紙が破けて、後ろにテープが張ってあり、かなり老朽していました
私の母も
祖母も
みんな
この観音様に祈ったのでしょう戦後の何もない時代を生きた女性たちは、観音講の集まりを楽しみにしていたのでしょう
その時だけは、ごちそうを食べて、体を休めて、女だけでおしゃべりして
私の亡き祖母は、孫の私達三人姉妹を、大きな愛で包み込むように、育ててくれましたいつも私達を信じて、抱きしめてくれて、私達は幸せな幼児期を過ごしました
現代の観音講は、旅館や食堂で開かれます
今年の新年に、古宿中西の観音講で話し合って、掛け軸の観音様を修理して綺麗にしましょうと決めました
昔から、農村では、集って、親睦を深め、結束を固めたのでしょうね
観音講というおんなたちの集まりがあるということは地域のコミュニケーションの希薄化を防ぐポイントではないかと思います
そして、リフォームが完了して
茨城県行方市玉造甲191の平野造花店さんのおかげで、見事に美しく蘇りました緞子という生地で、豪華な観音様の掛け軸になりました
観音様とは、男女を超越した存在らしいです神々しく、光り輝くような観音様になったみたいです
観音様に 願いを込めて
甚大な被害の様子が、連日伝えられています
映画のワンシーンの様な、巨大な津波が、車や家を飲みこんでいく恐ろしいシーンがテレビに映しだされています
観音様に祈っています
家族を絆を
どうぞ 助けて
被災された皆様に、そして日本に
一日も早く平穏な時が訪れますように