佐伯区五日市の五日市商工会と佐伯区区政振興課を中心に昨年7月に設立された
「佐伯区の新しい観光プラン開発協議会」が、地域の観光資源を活用した新観光ルートを開発。
地元のコイン通り商店街への誘客に結びつけようと広島市内の旅行社などに提案したところ、
新観光ルートが日帰りバスツアー企画として商品化され、“造幣局広島支局”が一般公開される
「花のまわりみち~八重桜イン広島~」(4月中旬の7日間)の開催に合わせて、
「期間限定バスツアー」が開催されることになりました。
広島の春の風物詩、造幣局の花のまわりみち。構内に61品種約250本の八重桜が咲き誇る
このバスツアーは、区内の観光資源の掘り起こしと活用を魅力あるまちづくりに生かし、
地域全体のイメージの向上や観光客の誘客促進を目的に実施するもの。
特色ある観光資源を有効活用して地域活性化を図るためのまちづくり計画を支援する
「“ええじゃん広島県”バスツアー造成支援事業」の助成対象事業として、
社団法人広島県観光連盟の支援を受けて行われます。
五日市商工会では昨年度の「地域資源∞全国展開プロジェクト」以降、
隣接地域の観光や物産とタイアップした新たな観光ルートの開発に取り組んできましたが、
ようやくそれが一つの形となって実行されることになりました。
第1回目の期間限定バスツアーのプランは、
文政年間(1820年代)創業の歴史ある蔵元“八幡川酒造”を見学し、
中四国地方最大級の規模を誇る“広島市植物園”の散策を満喫。
その後、個性豊かな“金持あやかり処”が出迎えるコイン通り商店街を散歩して、
造幣局の花のまわりみちを楽しむ内容。
金持あやかり処に仲間入りした新金持ちモニュ 第18回、平成20年度の桜“一葉(いちよう)”
同開発協議会では新観光ルートの開発に伴い、
コイン通り商店街に佐伯区内の特産品を集めたアンテナショップの開設を予定。
金持羊羹、金持酒などの“金持ブランド商品”をはじめ、
湯来町で作られた新鮮で安心な有機野菜、昔ながらの味がする田舎寿司や手づくりの漬物、
湯来特産の刺身こんにゃく、山菜こんにゃく、
新鮮なミルクを使ったヨーグルトやミルクジャム、ミルクプリン、
ひろしま夢ぷらざでも人気の広島どら菜など多彩な商品を取りそろえて、
観光客に佐伯区の味と魅力を発信する計画を立てています。
金持ブランド商品の代表格である金持羊羹 空口ママのみるく工房で作られるミルクジャム
さらに、コイン通り商店街の飲食店で使える共通商品券の導入も予定。
1,000円券と1,500円券の2種類を発行。
“はうでい亭(焼肉)”“田の久本店・田の久中央店(お好み焼き)”
“酔心五日市店(和食)”“ハイカラさん(和食)”“大黒屋(お好み焼き)”
の協賛6店舗で現金と同じように使え、
好きなお店を選んで食事が楽しめるオプションをツアーに組み込む計画にしています。
人気お好み焼き店、田の久新名物の金持焼き
詳しくは、商工会までお問い合わせください。
●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138
庄原市総領町の「期間限定のバスツアー」については、
広島県商工会連合会公式ホームページ
でさらに詳しく紹介しています。