今まで趣味で続けてきたことを事業化したい
今まで培ってきた経験をもとに独立して事業を始めたい」。
そんな新たなチャレンジを始めようとする女性を支援しようと、
呉市川尻町呉広域商工会が、創業や起業に興味関心を持つ女性を対象にした
「女性による女性のための女性を中心とした 創業塾
7月18日(土)から計5日間の日程で開講します

【広島県商工会連合会】-創業塾チラシ

5人の専門家がみなさんの夢を全力サポート


チャレンジ精神にあふれた女性をターゲットに、特に飲食業サービス業小売業を中心に

創業や起業を目指している女性を支援するのが今回の創業塾です
受講日程は全5日間で
受講日は7月18日(土)19日(日)25日(土)26日(日)8月1日(土)


各6時間延べ30時間のカリキュラムで、
創業経験者の体験談や事例紹介、自己分析によって自己に備わっている経営資源の再認識など、
専門家の指導を通してより広くより深いビジネス知識とスキルの習得を目指します。
また、より戦略的で実現可能なビジネスプランの構築をしっかりとサポートしていきます。


初日は、オリエンテーションビジネスゲームを用いた体験型研修を実施。
創業に必要な準備や心構えを身につけてポータブルスキルの向上を図ります


2日目は、詳細な事例紹介を通じて創業の成功条件や失敗要因の分析を行い、
自己分析やキャリアの棚卸しをして自分自身の経営資源の再確認を試みます
また、情報の収集分析活用の仕方などについても学びます。


3日目は、ビジネスアイデアの発想法を学習し、創造的思考力を高めるためのトレーニングを行い、
演習を交えながらマーケティングの基礎から実践までを学びます


4日目は、創業経験者の体験談が目玉。
みなさんの創業起業への思いを再確認してもらいモチベーションアップを図ります
また、財務会計の基礎知識を身につけて、ビジネスプランの作成にも取り組みます。


最終日は、資金調達や各種助成金の申請方法創業支援策の概要などを学んだ後、
プレゼンテーション効果を高めるためのノウハウを身につけて
ブラッシュアップしたビジネスプランの発表会を行います

【広島県商工会連合会】-創業塾チラシ

 カリキュラムの詳細はチラシを↑クリック↑


受講料は1人5,000円募集定員は40人で、定員になり次第締め切ります。
会場は呉市中通1丁目ビューポートくれホテル(JR呉駅から徒歩5分)。
受講時間は各日とも午前10時から午後5時です。
参加希望の方は、呉広域商工会本所経営支援課までお問い合わせください。
【広島県商工会連合会】-呉広域商工会ブログ 【広島県商工会連合会】-8ネットワーカー

 “呉広域商工会ブログ”、呉広域商工会青年部の“8ネットワーカー”でも詳しく案内している

●お問い合わせ/呉広域商工会 TEL(0823)70-5660

“農商工連携”に積極的に取り組もうとする人を対象にした「農商工連携塾」が6日、
尾道市御調町尾道ふれあいの里でスタートしました。
地域の商工業者と農林漁業者が互いに連携し
双方の経営資源を有効に活用して行う新商品新サービスの開発などの取り組みを支援する目的

【広島県商工会連合会】-尾道ふれあいの里

温泉や宿泊施設を備えた尾道ふれあいの里


本県連が全国商工会連合会の受託事業
「平成21年農商工連携等度人材育成事業」として実施するもので、
東部支所が講座カリキュラムを企画。
延べ全5日間計20時間の日程で
商工業農林漁業の両方の経営実務に必要な知識の習得を目指します


初日は、県東部を中心に22人の受講があり、

オリエンテーションや農業者、マーケティングプランナーなどによる講演が行われました。
【広島県商工会連合会】-開講式 【広島県商工会連合会】-受講者

県東部などから集まった受講者を前に、尾道しまなみ商工会の田邉憲和事務局長が開会挨拶


カリキュラムの企画立案に携わった中小企業診断士の山根彰彦氏が、
最初のオリエンテーションで農商工連携制度の概要を受講生に解説。


業種の枠を超えた連携によって生まれる新事業展開を促進して、
地域の中小企業者と農林漁業者の両者の発展を実現する取り組みとあらましを説明し、
互いの力を掛け合わせて開発した新商品新サービスを積極的に他地域へ輸出して
地域に活力を与えよう
」と受講者の奮起を促しました。
【広島県商工会連合会】-山根彰彦先生

農商工連携の制度概要の説明をする山根氏


続く講義では、『食は命なり』『農は生命の産業なり』をモットーに、
千葉県旭市で有機自然循環農法を提唱し実践している
“農事組合法人大松農場”大松秀雄代表理事が、「生命を育む農業」をテーマに講演。
【広島県商工会連合会】-大松秀雄先生

千葉県から講師として招かれた大松代表理事


大松代表理事は、儲け優先の価値観が日本農業の凋落を招いた原因と分析。
その結果の一つとして、現代人は農薬や化学肥料を使った
“ウソの結晶”を口にすることに何の躊躇も感じなくなったと警鐘を鳴らし

お金よりも生命を優先する価値観に考え方をシフトさせることが重要」と、
農商工連携に取り組むために必要な視点について提言。


農商工連携で進むべき方向については、
いかに人間らしく互いに支え合えるかをベースに事業を展開することが大切」と述べ、

世の中に役立つ真の美味しさ安らぎを生み出す仕事でなければいけない」と助言。
また、事業規模の拡大を目指せば組織維持の仕組みが優先されることから、
「事業規模はあくまで小さく少人数で」。


さらに、積極的に異業種交流、情報共有を図ることで組織の創造性を高めることが重要で、
方向性に迷う人には、「たくさんお金を得ようとするから仕事が得られない
心を磨いて自分の欲望を極めて抑えれば自ずと道が見えてくる」とアドバイス。
最後に、「真心のある誠実な人的ネットワークを作ってほしい」と受講者に求めました。
【広島県商工会連合会】-大松秀雄先生 【広島県商工会連合会】-大松秀雄先生

食の大切さを受講者に説いて、利益追求型ではない人間味に満ちた事業を行うようアドバイス


次いで、マーケティングプランナーで“ソフトブレイン”主宰の江島康子代表が、
「私たちの子供の子どものこどものために…~今できることから始めました」をテーマに講演。
【広島県商工会連合会】-江島康子先生

 軽快な話術で受講者を惹きつけた江島代表


江島代表は話の中で、情報伝達の重要性を繰り返し強調
江島代表によると「今はどんな商品でもPR次第で売れる時代」で、
商品が売れない理由があるとすれば世の中に伝達すべき自分の思いを十分に伝え切れていないから


商品を売るためにはどうすれば良いかではなく、
自分の思いをどう世の中に広げていくか考えること」が重要な視点で、
名刺が強力な販売促進ツールになると指摘。
江島代表は受講生同士その場で名刺交換をするよう指示し、
名刺を販売促進に役立てるための工夫、コツなどをアドバイスしました。
【広島県商工会連合会】-名刺交換 【広島県商工会連合会】-名刺交換

講義の途中、江島代表の指示でいっせいに名刺交換を始めた受講者たち。場が一気に和んだ


新商品、新サービスの開発にあたっては、作ることを目的にしてはいけないと忠告
作ることを目的にすれば消費者にPRできない商品サービスができるためで
具体的な商品サービスづくりには“売るイメージ”が伴わなければいけない」と助言。

また、商品、サービスを買いたいと思わせるには消費者の視点に立ち、
役立つ情報をいかに正確に伝えるかが鍵になると述べました。
【広島県商工会連合会】-江島康子先生 【広島県商工会連合会】-江島康子先生

 情報の大切さを繰り返し述べながら、売れる商品・サービスづくりのポイントをアドバイスした


今後のカリキュラムは、農商工連携事業の事例紹介自社を取り巻く経営環境の分析

事業プランの作成と発表などを予定。
すべての講座を受講した受講生には修了証書を授与し、
後日フォローアップ講演会を行うことにしています。
【広島県商工会連合会】-交流会 【広島県商工会連合会】-交流会
1日目の講義後、交流会が開かれた。和やかな雰囲気の中、講師と受講生らが親睦を深めた
【広島県商工会連合会】-試食・試飲コーナー 【広島県商工会連合会】-村上支所長

県東部の商工会が開発した商品の試飲試食コーナーを設け、村上設雄東部支所長が商品PR


●お問い合わせ/広島県商工会連合会東部支所 TEL(084)960-3107


本県連主催の「農商工連携塾」については、
広島県商工会連合会公式ホームページ でさらに詳しく紹介しています。
【広島県商工会連合会】

廿日市市宮島町で先月29日から行われていた“宮島ひめあかり”の電球交換が2日、完了しました。
地元の宮島町商工会ひめあかり実行委員会が、
環境を大切にしたエコなまちづくりを目指す「宮島ひめあかり交換活動事業」の一環で行ったもので
実行委員会のメンバーらが3日間かけて
島内計139か所に設置された全221個の宮島ひめあかりの電球すべてを交換しました

【広島県商工会連合会】

海岸通りで交換作業する実行委員会のメンバー


宮島ひめあかりは、「地域資源∞全国展開プロジェクト」の創設初年度に採択された事業の一つで
宮島町商工会大野町商工会が共同実施した「夜の観光の魅力創造事業」で設置されたもの
厳島神社の主祭神である“三女神さんひめをイメージした紫色赤色山吹色の3色の灯りがあり、
宮島への来島者に対するもてなしと夜の宮島の道案内の意味を込めて
表参道商店街などをライトアップしています

【広島県商工会連合会】

宮島ひめあかりを映像で紹介するホームページ


宮島ひめあかりは島内全域に設置され、
宮島桟橋から厳島神社へ続く表参道商店街は紫色海沿いの海岸通りは赤色で統一
商店街以西は厳島神社の赤い神殿と好対照を見せるように
明るい山吹色でまとめられています

【広島県商工会連合会】 【広島県商工会連合会】

表参道商店街を彩る紫色のひめあかりと、厳島神社の裏手に飾られた山吹色のひめあかり


宮島ひめあかり交換活動事業は
世界遺産厳島神社を擁する安芸の宮島を日本に誇れるエコなまちにしようという狙い

電球交換作業は先月29日と今月1日、2日の計3日間行われ、
従来取り付けられていた電球を省エネで環境にも優しい40W型電球型蛍光灯に交換しました。
電球型蛍光灯に換えたことによりこれまで以上の明るさを実現した一方で
消費電力を従来型の約1/5に抑えることができました

【広島県商工会連合会】-厳島神社
世界遺産・厳島神社のある宮島からエコを発信


電球交換作業では、灯籠から取り出した電球を電源ソケットから外し、
防水対策として電源ソケットにビニールテープを巻いて新しい電球型蛍光灯を設置。
明かりを囲う灯籠、灯籠を吊るす幅広の紐に付いた砂埃をきれいに取り除き、
より観光客の目に入りやすくするために紐の長さを調整をして、
取り付け位置を30cmほど上に引き上げました。
【広島県商工会連合会】 【広島県商工会連合会】

電球交換は一つひとつ手作業で行われた。灯籠や紐の埃を除去し、蛍光灯を設置し吊るし直す


宮島ひめあかり交換活動事業に関連して、
厳島神社の境内回廊で使われている白熱電球32個が電球型蛍光灯に、
拝殿の照明器具一式が省エネタイプの蛍光灯器具に交換されました

今週末からは町内全世帯約900世帯で一つずつ
白熱電球を電球型蛍光灯に交換する作業が行われる予定
で、
宮島町商工会や地域が一丸となって取り組む交換活動事業によって
年間約34.3トンのCO2排出量が削減されるということです


宮島ひめあかりは毎日午後6時から同11時までの間島内で一斉点灯されます
新たな輝きを放ち始めた宮島ひめあかりのもとで、
みなさんも夜の宮島観光を楽しんでみませんか。
【広島県商工会連合会】

島内に221本の明かりが灯り、観光客を迎える

●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828


宮島町商工会ひめあかり実行委員会による“宮島ひめあかり”の電球交換については、
広島県商工会連合会公式ホームページ でさらに詳しく紹介しています。
【広島県商工会連合会】