話題のこの漫画、
大人買いして一気に読みました。
めちゃくちゃ面白かったです
⬇︎電子
中学受験の漫画。
私、中学受験はしていないんですが
小学生の時になぜか電車を乗り継いで
都会の進学校向けの塾に通って
中学受験用の勉強を
していた時期があるのです。
もともと近所の個人塾に通っていて、
そこの先生の子供が経営する大元の塾に
誘われてたまに通っていた…という感じ。
その時の都会の塾の雰囲気を思い出して
めちゃくちゃ共感しました。
(東京の中受の大変さとは比較にならないと思うけど)
当時その塾には小学校受験をした付属小の子が集まっていて、ほとんどの子が小学生当時から医者を目指していた。。
結局高校で再会したのだけど、
みんなサクっと医者になっていきました。
小学生の頃からこの漫画のような状況下で
モチベーションを保ち続けて
勉強し続けていたのかと思うと納得。
点数で座席が決まる、
夏季講習、正月特訓、課金…
うわー、わかるわかる
と思うことだらけでした。
そして
なるほどなー、
中学受験っていいかもねと思ったのが
このエピソード。⬇︎
高校受験では
より「先生に好かれる生徒」のほうが有利。
テストの点数だけではなく
授業態度(教師視点から熱意があると判断されるかどうか、ノートの取り方、発言数、など細かいところまで総合的に見られる)や
部活動、生徒会活動、
リーダーシップの発揮など
中学生活全般が受験(内申点)に影響する。
それができる生徒は高校受験でトップ校を目指せばいい。
かたや
中学受験は
本番のテストで点数をクリアさえすれば合格できる。
それってどっちがいい
という話なんですけど。
まさに高校受験時に絵に書いたような優等生を演じていた私は、そのくだらなさも教師のアホらしさもよーく体感していたので、テスト以外の部分であんな面倒な演技をして内申点を取りに行くくらいなら、単に点数を取るための努力だけでいい中学受験のほうがシンプルでわかりやすいかも。
と、読んでいて感じたのでした。
頭がいいのに修学旅行で悪さをして以来、定期テストで90点以上取っても絶対に5がつかなくなったクラスメイトがいて。
その子の親がキレて「実力で評価されないならテストなんて白紙で出しなさい」と言って抗議の意味でその子は本当に白紙で出した、ということがあった
全部が「授業態度」で言いくるめられてしまうのって教師は楽だし、特に力のない教師はいざという時の脅しに使える。。
今はわからないけど相対評価だった当時の公立中学校ではそんなのは当たり前という雰囲気がありました。。
結局私は優等生のまま高校に受かったものの、高校時代に遊び呆けてまともに大学受験しないまま受験生活を終えたのですが
それでも勉強が楽しいと思えたのは
学校だけじゃなく
通っていた塾の先生と
同じように頑張っていた仲間の影響も
大きいかな。
我が家は
近隣で中学受験できるような学校も
中学受験するような学校に通う財力もないのですが
子供たちが
こんな環境に置かれてシビれるぜー
みたいなタイプになっていたら、
大いに勉強させたいと思います笑
受験の臨場感をとても懐かしく思いながら一気読みしました
あと、それぞれの家庭の
親子の関係もとっても参考になったよ…
さらに
漫画の中にたまに出てくる
計算テクニックの話も
とても面白かったです。
こどもちゃれんじや
市販のワークを開いた時に
これって訓練だよな…
この訓練を、
5歳児にさせる意味ってあるんだろうか
…と、
問題をみて考えてしまうこともありますが
知っているか知らないかだけで差がつくような簡単な計算テクニックはいずれ覚えておいてもいいのかも。と感じるくらい、漫画の中の小学生たちは賢かったです
我が子は
どんな風に勉強する子になるかしら…
子供のやる気を伸ばせるよう
声かけしていくのが
当面の私の修行です。。
ドラマも見てみよう