Netflixを見ていたら、『ヘアスプレー』が「まもなく配信終了」になっていたので、見ておこうと思い、5月25日に鑑賞。
当時、ジョン・トラボルタが太った女装で出演したのが話題になっていたのを覚えています。
ヘアスプレー(2007)
2007年のミュージカル映画「ヘアスプレー」は、1960年代のボルチモアを舞台に、ぽっちゃりした体型の高校生トレーシーが、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演し、スターになることを夢見て奮闘する物語です。オーディションに挑戦するも、番組の実権を握るベルマに阻まれますが、番組ホストの目に留まり、レギュラーに抜擢されます。しかし、人種差別や体型による偏見といった社会問題にも直面し、トレーシーは仲間と共にそれらに立ち向かっていきます。(AI Overview)
感想
ミュージカル大好き、「グリース」のトラボルタさん大好き、だから絶対はまると思ったのですが、、。
う〜ん、かなり残念、見なければよかった、、
トラボルタさんが特に好きでなければ、それほど嫌でもないのかな。
ポスターでミシェル・ファイファーとともに大きく映っているように、トラボルタさんが客寄せになっていたのは確か。
でもこの太った女装姿、全然似合わないし、笑えない。
さらにせっかくダンスが得意なトラボルタさんでも、この着ぐるみのような姿と特殊メイクでは、彼の踊りも歌もキレがなくて見せ場がないのです。
太っていても主役のトレーシーちゃんは魅力的に踊っていたから、これはキャスティングミス、、でも、客寄せになったのなら、目的は果たせたのかな。でもトラボルタさんが可哀想。
彼がこの役をうけた理由は、ChatGPTさんによるとこのような経過だったとのこと:
『シカゴ』では、ビリー・フリン役(リチャード・ギアが演じた役)で出演依頼があったものの、トラボルタはそれを断ってしまい、その後この作品がアカデミー賞作品賞を含む大成功を収めたため、非常に後悔したとインタビューで語っています。
そのため、『ヘアスプレー』のエドナ・ターンブラッド役のオファーが来たときは、「もう二度と同じ失敗はしない」と考え、出演を決めたというのが広く伝えられている経緯です。
いやはや、ビリー・フリンならいけたかもしれないけれど、、、悲しい。
「シカゴ」のレビューはこちら。
それはそれとして、お話はまぁ良いけれど、ポリコレ臭が強烈です。
人種差別や体型差別といった社会問題をエンターテイメントとして描いているけれど、いかにも多様性の映画ですよ〜、という押し付けがましさが好きではありません。
1988年のオリジナル映画はみていないけれど、オリジナル版が2002年にブロードウェイミュージカル(舞台)になって、日本語版では2022年に渡辺直美ちゃんが主役のトレイシーを演じたそうだけど、彼女だったらぴったりでしょうね。
2007年の映画「ヘアースプレー」の方に話を戻しますと、19歳のザック・エフロンがイケメンでかわいかったです。
それ以外は、うーん、あまり評価できないのですが、個人的にトラボルタ・ショックが強すぎたのかも。
オリジナル映画もいつかみて、比べてみようかな。
星みっつ。
1988年のオリジナル映画もカルトクラシック的で、こちらもすごいですね。