海外在住職業婦人の私にとって動画配信サービスがありがたい理由は五つ。爆  笑

 

1。劇場でみた、みないに関わらず、好きな映画を英語字幕つきで、みられること。(聞き逃してることってありますから。)

2。現代の日本の作品がみられること。(今の日本がわかる!)

3。多忙などいろいろな事情で映画館に行かれなくても、気軽な気分転換として、映画やドラマを楽しめること。

4。過去作を楽しめること(オーストラリアでまだ営業しているレンタルDVD屋さんってあるのでしょうか)。

5。質のいい配信オンリーの作品も楽しめること。

 

もちろんどうしても映画館で見たい作品、映画館でしかみられない作品、自分の配信サービスにこない作品は劇場鑑賞していますが、それにしてもありがたいことです。

 

というわけで、今回は3と4の理由でみた、過去作品の覚書です。

 

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(2014)

 

 

 

本作は2018年に鑑賞しています。

Yahoo!ブログ時代に書いたレビューがありました。

下矢印

 

マイティ・ソー」のタイカ・ワイティティ監督がハリウッドでメジャーデビューする前の作品で、彼の天才性がよく現れていると思います。

モキュメンタリー形式の風刺コメディ。

久しぶりにみても、とても楽しめました。大好き。

 

 

 

「アマデウス ディレクターズカット」(1984製作 2020年ディレクターズカット公開)

 

 

天才音楽家モーツァルトの生涯を、彼を殺したと語る宮廷音楽家の回想形式で綴るアカデミー作品賞に輝いた伝記映画。モーツァルトが実際に利用した劇場で撮影するなど、衣裳から美術まで一流のスタッフを揃えて18世紀当時の風景を豪華絢爛に再現。全編を彩る華麗な楽曲や謎めいた死の真相を巡るミステリー風のドラマ、人間味溢れる奔放な人物像など、作品全体からモーツァルトの魅力が溢れる。20分の映像を追加した決定版。

 

1823年11月、ウィーン。ある老人が発狂して自殺を図り、病院へ運ばれた。彼は、かつての宮廷音楽家サリエリ。やがて、病室を訪れた神父の前でサリエリの告白と回想が始まる。皇帝ヨーゼフ2世付きの宮廷音楽家という栄誉を担ったサリエリ。しかし、彼の前に現われた若き天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの存在がその運命を狂わせていく。サリエリはモーツァルトを破滅に追いやろうと策を講じるが…。(スターチャンネル

 

 

感想

 

一番好きな映画をみっつあげろといわれたら、私のBEST 3はいつも決まっています。

「風と共に去りぬ」「ロミオとジュリエット」「オズの魔法使い」。

小さい時に母と一緒にみた映画は殿堂入りで揺らがない。

でもその後もたくさん映画をみている私が次のTOP 3であげるのはなんだろう、と考える時にいつも思いつくのは「バベットの晩餐会」と本作、「アマデウス」。

最後のひとつはその時々で変わるのでまだ決められません。

「ゴッドファーザー」か「アメリ」かな。

 

ともあれそんな風に個人的に大切な映画をネットフリックスでみかけるたびに、見たいという誘惑にかられ、とうとう再見してみたら、なんとディレクターズカット版でした。上のビデオは画質が悪いけれど、もちろんネットフリックスのものはリストア版で映像も音楽も美しい。

 

そう、音楽。音楽の魅力にとりつかれた「アマデウス」でした。

私の年上の友人で、かつてはUKのラジオ曲で音楽番組を持っていた人は、史実と違うととても批判的でしたが、私はとにかくモーツアルトの音楽とそのストーリーにノックアウトされました。

 

今回みたディレクターズカットは劇場公開時にカットされた20分の映像がついていたので、新しい発見があって新鮮でした。

コンスタントとサリエリの間であんなことがあったとは。

そしてモーツアルトが音楽教師の口を紹介された失礼な家族とのエピソードなど。

でもみられたのはよかったけれど、これがなくてもオリジナルカットですでに完璧であったと思いました。

 

大好きな作品。五つ星です。

 

エンディングの美しい音楽。