ようやく秋休みに入りました。

昨日はお気に入りの日本人女性のマッサージとフェイシャルに行ってきました。

前回いけたのは12月だったから久しぶりで満足。

ただ腰の指圧がきつくて今日はもみ返しが酷くて休息となりました。

一月からよく働いたから、1日な〜んにもしない日があってもいいよね。

 

忙しくても息抜きに映画はみていたけれど、もうひと月以上分の映画レビューがたまってる!

今日はとりあえずふたつ。

「アメリカン・フィクション」(2023)

 

 

アカデミー賞の前哨戦として重要視されるカナダのトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞して注目を集め、第96回アカデミー賞では作品賞ほか5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。


作品に「黒人らしさが足りない」と評された黒人の小説家モンクが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描いたコメディドラマ。(映画.com)

 

 

感想

 

とっても面白かった! この作品は私のツボ。

 

黒人差別問題で揺れるハリウッドで、アカデミー賞の作品賞の受賞条件に主演助演俳優の少なくとも一人は有色人種であること、とか、選出者であるアカデミー会員に有色人種を増やすとか、いろいろやっているのが、あまりにも目に余る行き過ぎになっていて、コロナで打撃をうけてた映画界がさらにつまらなくなっていた昨今。

 

ところがディズニー・カンパニーのCEOが、近年の作品がストーリーよりもメッセージを優先していたことを反省し、クリエイターたちは第一の目的が何であるべきかを見失っている。我々はまず観客を楽しませなければならない、と発言したり、「バービー」のような、従来の男女差別とは違う、一歩進んだテーマを打ち出した映画が作られたり、あらら、風向きが変わってきたと思っていたところにこの映画。

 

世間で求められる貧しく虐げられた黒人像と現実とのギャップを描く風刺映画にファミリーの物語を絡ませたコメディはとても新鮮で、快作!と思いました。

日本では劇場公開はなかったそうですが、その背景を知らないとうけないと思ったからか。私は四つ星半あげてもいいなと思うほど楽しめた作品。Amazonプライムで2度鑑賞しました。

主役のセロニアス・エリソン役のジェフリー・ライトさんは「007」でお馴染みだけど、こんないい役者さんだったんだなぁとはじめて気がつきました。

それからジャズ好きの私としては、主人公がセロニアスという名前のためにみんなから「モンク」と呼ばれているというのもちょっとツボ♪

アカデミー賞の脚色賞受賞、おめでとう!

 

 

 

日本語の予告編がなかったので、くわしいあらすじのリンクも貼っておきますね。

 

 

 

「デューン 砂の惑星 Part 2」(2024)

 

 

 「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。(映画.com)

 

感想

 

Part 1は一緒に行ってくれる人がいなかったので、一人で映画館でみました。

良いと聞いていたので期待はとても大きかったのだけど、意外とはまらなかった。

でもそれはPart1はプロローグ的な作品だから仕方がないと思っていたの。

だからレビューでは星四つにしたけれど、正直な気持ちは三つ半だった、、。

 

その時のレビュー

 

今回は原作本からの熱狂的ファンたちに誘われて、3月の封切り直後、総勢五人で映画館鑑賞しました。

前作をオンラインでもう一度みて復習したし、話も進んだから、そういう展開になったか〜と理解したけれど、どうしても長い、と思う気持ちは変わりませんでしたショボーン

 

美しい、圧巻の、砂漠の映像と、相性が悪いのか。

「風の谷のナウシカ」も何度もみたけど、熱狂的ファンの友達ほどは、はまらなかったし。

 

正直なところ、オースティン・バトラーくんの唇と、砂漠ネズミが可愛いかったのが一番のハイライトだったのです(すみませ〜ん)

あぁ、あのネズミはムアッディブと呼ぶのですか。

 

 

実はゼンデイヤさんにもそれほど魅力を感じたことがなくて。

というわけで本当に申し訳ないけれど、私は初期のスターウォーズの方が好き、と心の中で一人つぶやいていました(ファンを前にして退屈だったなんて、口が裂けても言えない!)

 

でもフローレンス・ピューさんは好きだから、あのエンディングからどうPart 3に発展するのかは気になるなぁ。

というわけで私は諦めず、Part3もみます。

最後に逆転なるか!