子どもを怒りすぎてしまう。
そんな悩みを持っている人に一度振り返ってほしいことがあるので、今日はそのお話をするねーー!!
わしゃ、いま。虫の居所が悪いんじゃよ・・・
私は親に
家族だから、大切だから怒るのよ
赤の他人でどうでもよかったら、放っておくでしょ
と言う内容を何度か言われたことがあるんだよね。
直接的に言われていなくても
あなたのためを思って
あなたの将来のためなのよ
あなたが困らないように
と言うようなセリフと共に怒られてきた・・・そんなことないかな?
これ、言われてしまうと子どもは何も言えなくなっちゃうんだよねー。
だって、確かにそんな気がするのよ。
興味がなくてどうでもいい子に何も言ってこないのは、見も知らぬ赤の他人が私たちを怒ってくることはまれなことを思えば、何となく分かるんだもん。
だから、
そっか、私のためなのか。
って受け入れて育ってきた人、たくさんいると思うのよ。
実際に私も、そう思ってきたわけ。
それ、まぁ、嘘だとまでは言わないけどさ。
建前よね
と、今なら思える。
ベッドで、ジャンプしたらいけません!!
あなたの将来のためと言いながら、選択肢を摘み取り
あなたのためと言いながら、行動の自由を奪う
あるいは、
怒りに任せて怒ってしまった後ろめたさを、あなたのためと言うラッピングで隠してみる
どれもこれも、言葉にしてしまえば決して子どものためではないと分かるんだけど、当時子どもだった自分たちにそれが分かるはずもなく、受け入れるしかなかったよね。
そう思わされてきたこと。
実はこれが、やっぱり子育てに影響してきてしまうわけ。
子どもをきちんとしつけなかったら、
子どもをきちんと導かなかったら
それは私が親失格って事??
そう刷り込まれてしまって、ついつい過度にしつけてしまったり、良かれと思う道を歩ませようとしてしまったりする。
しかも、しつけがきちんとできているのか、というのを判断するのは他人だと思えば、『他人からどう思われるのか』が子育てにおける軸の一つになってしまう。
もうね、悪影響しかない。
だからね。
理不尽に怒られてきたことを、あなたたちはもっと怒ってもいい。
あの時本当にかけてほしかった言葉を得られなかったことを悲しんでもいい。
そうやって、あの時の傷を癒してあげてほしい。
それが、
今の子育ての苦しさから抜け出すための道になるから
怒らなかったら愛情がないわけじゃない。
だから大丈夫。
『怒る』を手放しても大丈夫だよ。
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