うちの親、おかしかったんだ・・・
ふとした時にそう気が付かされることはあっても、私の場合、親を毒親だと認識するまでには、結構な時間がかかったんだよね。
それはやっぱり、
育ててくれた親を『毒親』だと思えなかった
から。
それに、そんなことを思うなんて、親不孝なことで許されると思えなかったというのもある。
別に親に面と向かって、「お前は毒親だったわ!」って言うわけではないんだけど、私がそんな風に思ったら悲しませてしまうだろうなって思っていたんだよね。
それでも。
あーー、そっか、いわゆる毒親だったんだね
って、認められたとき初めて
私は色んなところで傷ついてきたんだ
ということをようやっと認められたんだよ。
それまでは、
親には親の事情もあったんだし
とか
それが親的には愛情だったんだから
って、親をどうしてもかばってしまって、『傷ついていた』っていうことを 認められていなかったんだよね。
実は、親を毒親だって認めるメリットってここにあるのよ。
たくさん傷ついてきた
って認めてあげることで初めて、その傷を癒してあげられる。
毒親だって親を断罪するために認めるわけじゃない。
ただ、自分の中で区切りをつけて、幼い頃の自分を癒していくために認めるんだよね。
だからもし、
親を毒親だと思うことに罪悪感や後ろめたさがあるなら、少し考え方を変えてみてほしいの。
自分が一歩前に進むために、傷ついた自分を認めてあげてね
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