たくさんの【あの頃】があって、今、私はここにいる。 楽しい事も哀しい事も、その時は”点”にしか思えなかった何もかもがつながって、一本の”線”になっている。 例え、後悔する出来事があったとしても、それは決して無駄にはならない事も知った。
若い頃は感性が最大の武器だったけれど、誰もが長く生きて行くほど、少しずつ鋭さを失って行くのは残念ながら自然の摂理なのかもしれない。 だからこそ、あの頃よりも、もっと努力が必要になってきているのを感じる。 いつまでも自分を磨いていたいから、もっともっと努力をしなければいけない、と。
”あの頃”には戻れないけれど、”あの頃”では出来ない、今だからこそやれる事を、追いかけられる夢を探していこう。
<Afterward>
たかだか40年位で・・・と思われるかもしれないけれど、生きていくのは大変なことだなぁ、と実感している。 いくつになっても迷う日はなくならないし、自分らしく生きたいけれど、それは具体的にはどういう事なんだろう・・・なんて突き詰めていくと、ホント難しい。 だからなるべく難しい事は考えないようにして(どうせ答えなんか出ないに決まっているのだから)好きな事を探している。 好きな物を食べて、好きな所へ行って、好きな人と逢って、好きな事をする・・・書いてしまうと、とっても簡単そうに思えるのだけど、なかなかどうして、これが大変だったりするのだ。 だって『好き』という感情にはパワーが必要なわけで、当然、好きな事を探すのにもパワーがなければ成り立たない。 ・・・だから努力が必要なのよねぇ。
歳を重ねるほどに、なんだか自分の無力さを目の前に突き付けられているようで、好きな事を探せない日も正直言ってあるけれど・・・でも、頑張らなくっちゃ~ね
まだまだこれからだいっ![]()
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#2002年6月12日
6月24日は村下孝蔵さんの命日である。 あれから、もう3年だ。 今年も追悼ライブを24日に行う。 去年と同様、東京は吉祥寺にあるスターパインズ・カフェにて。
【Forever Live~親愛なる人へ~】
今回の出演者は私一人きり(坪やんにサポートはしてもらうけど)で、数ある村下さんの名曲の中から十数曲を選び唄う。 この1ヶ月くらい、村下さん以外の音楽を家では聴いていない。 ジョイントした時の音源やCDを聴きながら現在練習をしているのだが、まさに悪戦苦闘の日々だ。 ただ聴いている分には心地よい”村下ワールド”を、いざ唄ってみると、メロディーが意外にも難しく、また2オクターブ近くもある楽曲が多くて音域が広いのに驚かされる。 メロディーを覚えるだけでも大変なのに、プラス、ギターだ・・・・・・。
曲中で転調しているものが少なくなく、キーボードならなんてことはないのに、ギターだのまるで罰ゲームのよう。 指が痛い・・・・・・。
全てにおいて上級テクニックが不可欠な”村下ワールド”を事も無げにやってのけた「村下孝蔵」というシンガー&ギタリストを、改めて大尊敬してしまって。ソシテ再び、惜しい想いで一杯になり、本当に残念で仕方ない。
どこまで近づけるのか・・・なんて、おこがまし過ぎるけれど、私なりの”村下ワールド”を表現できるようようにギリギリまで諦めず、ただひたすた練習あるのみ。 例え私のことは知らなくても、村下さんの音楽を愛し続けている方達にも一人でも多く足を運んで頂き、一緒に”村下ワールド”を堪能して頂ければ天国の村下さんも喜んでくれるのではないか・・・と、勝手に思っています。
オマケ
Acoustic
~In My Heart Concert~





