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泣いて笑って、そして考えさせられた。 井筒監督作品だからなのか、レディースデーだったにもかかわらず幅広い層の男性客が多く、しかも一人で来ている人が少なくない。 ハウンドドッグの大友さんが、味のあるオイシイ演技をしているところにも注目![]()
肩すかしを食ったのが「東京タワー」。江國香織のベストセラー小説を映画化。 しかしエンディングが映画仕様になっているらしく(小説を読んでいないので、どえくらい違うかがわからないんだけど)”おぉ~いっ
・・・んなわけないでしょ
絶対ありえない”と、心の中で思いっきりツッコンでしまった。 あまりにも非現実的過ぎる結末が腑に落ちず、納得がいかない。 まぁ、女の方が20歳年上のカップルが2組も登場する事自体、非現実的な話ではあるが・・・。 ストーリーを考えれば30~40代の主婦層が多いはずなんだけど、ジャニーズパワーで10~20代前半のキャッキャッした女の子達が多かったのにはビックリした
(冷静に考えれば当たり前かぁ・・・)でも、若い子が観ても、平凡な人妻の深層心理なんて、全然理解不能だろぉーなぁ。
私は映画館で観るのは殆ど洋画。 邦画を大きなスクリーンで観る必然性を感じないからだ・・・・・・って言うか、そーゆー作品が少ないんだもん。 「東京タワー」も、わざわざ映画館で観なくても良かったな。
・・・こんなふうに、最近、映画づいている私。 「オペラ座の怪人」「Ray」「陽のあたる場所から」「キャロルの初恋」・・・・・・まだまだ観たい作品が目白押しなのだっ![]()
”いやぁ~映画って、ホンットにいいもんですねぇ~
では、サイナラッ
サイナラッ
サイナラ~ッ
”
<Afterward>
「キャロルも初恋」は観たけど「オペラ座・・・」と「Ray」は立ち見だったのでやめて、それっきりタイミングを逃し、未だに観られていないのだ・・・残念
行きつけると、ついついアレもコレもと欲張りになってしまうものよねぇ~・・・そーゆー意味ではライブも一緒かな
心に刺激を受けて、今までとは違う角度から物事を考えられたりして、やっぱり映画もライブもいいものだなぁ~って、つくづく思う。 迷ったり悩んだりしている時ほど、小さく縮こまっている自分を客観的に見られるキッカケになったりすrんだよね。 ここ2、3年の間に観た映画の中で一番印象に残っているのは「戦場のピアニスト」。 最近、地上波でも放送したから観た人も多いと思うけど、映画館で3回も観てしまったほど素晴らしい、そしてショッキングな作品だった。
今から65年ほど前のナチス・ドイツがポーランドに侵攻した時代の、実在するユダヤ人ピアニストの物語。 ”ユダヤ人”というだけで死の収容所へ送り込まれ、愛する家族・友人・隣人を失う中、何度も悲惨な状況に遭いながらも奇跡的に一人生き延びたピアニスト。 音楽が、ピアノが、彼の心の支えになっていたと言っても過言ではない。 この映画は、何度でも大きなスクリーンで観たいと思った。 もうDVD化されているのかな・・・まだ観ていない方に、超オススメの一本でございます。
オマケ
1999.6.24
急逝された
村下孝蔵さん
これから新しい唄は生まれなくても
あなたの唄はこれからも
多くの皆さんの心に



