●我慢しながら、アトピーを治したい一心で、糖質制限をしている受験生

こんにちは。一美キンロスです。

アトピー専門の施術をしている友人がいます。



横浜在住の、森谷薫さんです。

彼女は、食事制限を厳しくするのは、むしろストレスになる。そして、ストレスがアトピーを悪化させる。

だから、無理な食事制限は、百害あって一利なし。

と言う考えを持っておられます。

なるほどなあ、と思います。

一方、私は栄養療法士なので、アトピーの原因を探り当て、食べ物、飲み物の工夫で、良くなって行く方法を指導します。

アレルゲンになっている食べ物は、しばらくの間、カットする場合が多いです。

でも、不思議かもしれませんが、カットする代わりに、今まで馴染みが薄かった食べ物や、食べ方に開眼して、それが楽しくなる場合が、大半なんですよ。

そして、楽しみながら、気がついたら、アトピーが出なくなっている。

そんなケースが多いのです。

薫さんのメルマガの中に、こんな事が、書かれていました。

先日、サロンに、高校3年生の女の子が、来てくれました。

アトピー症状で辛い中、夏休みは、夏期講習に、毎日通い、受験勉強。

その中で、さらに、遠方の、糖質制限を推奨している皮膚科にも、通っていらっしゃる。

わぉー!えらいなぁ。タフだなー。

と、感心しました。

って、ん?

糖質制限?

と、引っかかりました。


その高校生は、糖質制限を、決して、楽しんでいない。我慢しながらやっている。それを聞いて、薫さんは、いたたまれなく、なられたのです。

確かに、精白穀類や砂糖は、炎症性があります。

だから、それらをカットするのは、意味があります。

でも、アトピーの原因になる食品アレルゲンが何なのか、突き止めずに、糖質制限で片付ける。しかも、患者さん本人は、我慢しながらやっている。

それは、違うのではないでしょうか?

ちなみに、私の方法は、ざっと言うと、次の通りです。

まず、原因の食品を突き止める。

その中のどれを、どの程度の期間、除去するのか、決める。

除去しない物の中に、好きなものを見つけたり、好きな食べ方を見つけたりして、除去食時代は、楽しく乗り切ってもらう。

再導入(もう一度食べる)までに、腸を良くする。

そして、除去していたものを、また食べられるように持って行く。


食事制限がキーポイントでは、無いのです。

腸を良くするのが、最大のキーポイントなのです。


そうすれば、制限していた食べ物を、また食べられるようになれる場合も多いです。

腸を良くする方法は、ここで紹介しています。



便秘、皮膚炎、アレルギー、生活習慣病、婦人科系の疾患など、あきらめていた慢性病が解決に向かう可能性があります。