●すべき我慢と、しなくて良い我慢

こんにちは。食べながら綺麗に痩せる食事法:キンロス一美(栄養療法士)です。

つい先日、こちらからお届けして反響が大きかったので、ブログでも書いてみます。

個別相談をしている中で、今の問題を解決するには、我慢してもらいたいことも出て来ます。

そういう我慢は、実は、我慢というよりは、本来、体が求めていることなんですよ。

そのことに気づいていないだけなので、数日間、我慢を続けられると、全然へっちゃらになるケースが殆ど。


そのような、「すべき我慢」の「御三家」は

・ファーストフード
・コンビニ弁当
・砂糖や果糖ブドウ糖入りケーキ、クッキー、その他加工品全般



(あ、材料厳選で砂糖控えめのお菓子類は、「控えめに」食べるのは人と場合によっては、まあよし、っていう場合もありますからね。)

さて、これらをしばらく食べない「我慢」をしてから、数日後に食べてみると、気分が悪くなったり、吐き気までして来て、

「なぜ以前は、美味しいと思って食べていたんだろう。」

と驚かれる場合が常なんですよ。

ここまでが、「すべき我慢」についてでした。

では今度は、次の3つの例を見てください。

1)「友達と食べに行く時に、自分の好みを押し付けられないから、今、私が食べるのは良くないな、とわかりながら、我慢して友達と一緒のパスタを食べてしまいました。

案の定、胃が重くなってしまって気分が悪いです・・・。

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2)「私には今、デトックスが何よりも重要だと一美さんに言われていて頭では分かっているんですが、主人が揚げ物が大好きなので、主人のためにと我慢して作ってしまうのをやめられません。

おまけに、私も一緒に食べないと食卓がぎこちなくなるし、実は私も揚げ物が大好きなので、ついつい手が出て、しかも食べ過ぎてしまって、、、。

その後、激しく後悔して自分が嫌になってしまうというパターンを繰り返してしまっています。

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3)「『白い●人』とか、そういう、会社で回ってくるお土産は、本当は食べたくないんですけど、断るわけにもいきません。

仕方なく、嬉しいふりして食べてます。

あなたにも当てはまるの、ありませんか?

これらの「我慢」は、「しなくて良い我慢」もっと言うと、「すべきでは無い我慢」ですよ!

でも、もちろん、人間関係を損ねる訳には行きませんよね!

それぞれ、例えば

1)ごめんね、今、グルテン・フリー期間だから、私はお魚のグリルとサラダにさせてね。付き合い悪くてごめん!

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2)揚げ物を食べると気持ち悪くなって、それって、私の肝臓が困ってる証拠らしいのよ。

あなたには作ってあげるから大丈夫よ。

でも、私がお相伴(しょうばん)できないの、許してね。

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3)あ、ごめんなさい、私、甘いものが苦手で、食べると頭痛がしてしまうんですよ。

せっかくの ご好意なのに、わがまま言って本当にすみません!

などと、やんわりとかわす作戦はどうですか?

こういう場合、グルテン、揚げ物、加工品の悪いところを理論的に説明すると、かえって反感を買いかねないので、上の例のように、感情に訴えるのが無難です!

そんな風な「かわし」の練習をして、無理な我慢はやめてみませんか?

もし便利なら、

「今、栄養療法の個別相談を受けていて、これは、しばらく我慢するように言われてるの。」

などと、私のせいにしてくださっても構いませんしね♪

以上、個別相談で、いつも気になっていることをまとめてみました。

ご参考になれば幸いです。