●水分以外にも、不足傾向にある食品たち、あと3グループ。

こんにちは。きんろす佳豆美(Kazumi Kinross-M)です。

さて、あくまで、クリニックに来られる患者さん達の観察結果ではありますが、現代人の食生活で、
不足傾向にあるもの、まず一つ目を書いた後、しばらく、間が開いてしまいました。

なお、金曜日(イギリス時間)に配信した、メール塾・第三十号には、その関連の、「水分として考えて欲しくない飲み物と、その理由」的な内容を書きました。

では、二つ目を、書きます。

2.野菜の「種類」不足

です。

これは、「一日30品目食べよう」が、もう、過去の標語であるように、一日に、沢山、沢山の種類の野菜を食べるべし、と奨励している訳では、全く、ありません。

以下のようなことが、意外に多い、ということを、言っています。

・例1.「野菜=じゃが芋とニンジンとグリーンピース、と思っている。」←イギリス人の場合ですけどね。でも、日本人でも、「野菜=あれと、あれと、あれ」というように、限定的な種類しか、食べない人、いるかも?

クリニックでの、ある方(Aさん。日本人では無い。)とのやり取りの中に、以下のようなものが、ありました。

・わたし:「野菜は、どの程度、食べてますか?」
・Aさん:「沢山、食べてますよ!」
・わたし:「どんなものが多いですか?」
・Aさん:「ブロッコリ。あとは・・・えっとぉ~。。」

えっとぉ~、の後が、出て来ませんでした。彼女にとって、野菜=ブロッコリ。一人暮らしだと、色んな種類を食べるのが、難しいのは、判りますが、偏りすぎ。(iДi)

・例2.一年中、同じようなものばかり、食べている。これでは、「身土不二」を守れない!

例えば、季節感を無視して、トマトときゅうりとじゃが芋ばっかりを、年中食べている、そういうような例です。

*野菜と言えば、本日の収獲↓。ビーツも足そうかな♪
$自分に合った食べ方を見つけて、病気知らず!自然療法の栄養セラピー
ケール、ニンジン(&ニンジン葉)、アーティチョーク、水菜。+少々のブルーベリー

さてさて、野菜と一口で申しましても、色んなタイプがあります。

構成的には、

・繊維質が豊富なもの。
・でんぷん質が多いもの。  等。

プラスの働きをする成分別には、

・カロテンたっぷりなもの。
・フィトエストロジェン、リコピン、フラボノイド等々、フィトケミカルが豊富なもの。
・抗酸化成分が豊富なもの。 等。
   
マイナスの働きをしかねない成分別には、

・フィチン酸が多いもの。(ディトックスになる反面、ミネラル吸収を阻害する。)
・ゴイトロゲンが豊富なもの。(甲状腺ホルモンの製造を妨げる。)
・シュウ酸が豊富なもの。(尿結石の原因になり得る。)  等。

これらのものが、一つ一つの野菜ごとに、違う組み合わせになっている。そして、季節の野菜は、一番、栄養素豊富な状態になっている。だから、バラエティを食べることで、メリット最大化、ディメリット最小化が可能。

実は、ここまでは、体調を崩していない人向けの、いわば、一般論です。

クリニックに来られる方々には、その方の、体調不良の根っこの原因を突き止め(このプロセスが、クリニックの醍醐味の一つ♪)、その改善にフォーカスした働きにすぐれた食材群を、出来るだけ多く摂ってもらうよう、アドバイスします。

簡明に書いているつもりなのに、もう、こんなに、長くなってしまいました。不足しがちな食材の、3.4.は、次回に回します♪

無料メール塾「美味しく食べて、本来の元気を引き出す、自然栄養セラピー」。ご登録は、こちらからどうぞ。「ほぼ」週刊♪
クリニックは、予約を締め切らせて頂いています。秋には、ご興味ある方に、広く対応出来るような形で、自分自身のクリニックを開設する計画です。その際は、ブログやメール塾で、お知らせさせて頂きます。
自宅での教室「美味しく食べて病気予防しよう塾」。
↓↓↓
9月クラスの募集を、もうじき開始する予定です。お問い合わせは、こちらからどうぞ♪