こんにちは。きんろす佳豆美です。

アメリカ在住の読者さんから、タイトルのような、ご質問を頂きました。他のブログ読者の方々も、そういう疑問を持たれているかも、と思ったので、記事にしてみます。

アンケートやメールで頂いている、色んなご質問も、他の方々にも当てはまるものは、同様に、記事にして答えたいと思っています。

実は私、日本に居る頃は、長年、大衆薬分野の、商品企画をやっていました。ドラッグストアで販売されている、店頭薬や、化粧品です。これらの分野は、広告規制が入ります。こういう表現は禁止、そういうのも禁止、っていうのが、すごく多くて、伝えたいことを、判りやすく、伝えるのが、すごく難しい!

規制の意図は、悪質な業者が、有りもしない効能を、マコトシヤカに、標榜しないように、ということでは、ありましょうが。

規制されないで、商品の特長を、判りやすく伝える手法を、色々、考えざるを得なかったんです。そんな中、

・規制対象外で、且つ、消費者に受けの良い形容詞を使う。
・語尾は断定せず、ふんわりニュアンスを出すだけに留める。

っていう方法をとらざるを得なかったこと、よくありました。

そして、「ナチュラル」とか「自然派」って言う言葉の力を、よく借りました。

「ナチュラル」って、女性が大好きな言葉の一つですから、「ナチュラル」と言って間違いないものには、活用しました。

でも、定義づけが、イカヨウニでも出来る言葉でもある・・・。悪用も、可能。

・オーガニックな育て方をした野菜は、文句無く、ナチュラル。

・一方、農薬をたっぷり使って作った野菜でも、人工物ではないんだから、ナチュラルと言えなくは無い。

長くなりましたけれど、こういう、耳障りが良くて、定義づけがアイマイな言葉には、むしろ、用心した方が賢明では、と思うんです。

どんなポリシーを持った、どの程度の倫理度の会社の商品なのか。それを見極めることが、必要!

*例えば、イギリスでは、オーガニック成分が、一つでも入っていると、「オーガニック化粧品」と言って良いはずです。だから、全面的にオーガニック成分の化粧品から、たった一つ、安い成分だけが、オーガニックのものまで、色んなレベルが可能。

*「低脂肪(ロー・ファット)」は、脂肪分は低いかもしれないけれど、質の悪い砂糖が、たっぷり入っていたり、トランス脂肪(このことは、別途、詳しく書く計画です)が入っている可能性は、ある。

*最近、イギリスでは、ステヴィアの規制が外れて、商品が出回って来ています。でも、表示を見ると、バルキング・エイジェント(カサを増す為の材料)だとか、何やらだとか、「マス商品化」に必要な添加物が、何種類も入っていて、がっかり。

疑心暗鬼にしてしまったら、すみません。でも、「あれ?どうなんだろう?」と思ったら、そのメーカーのカスタマーサービス(消費者相談室)に、問い合わせてみると良い、と思います。

私は、しょっちゅう、やってます。うるさい、おばさんです!でも、良心的な会社は、正面からちゃんと、そして、すぐに、答えをくれます。そうじゃない会社は、無視したり、斜めの答えしか、くれなかったり。その態度が、全てを語る、っていう感じですよ。

お答えになっているでしょうか?「ナチュラル」が何を意味しているのか、そのメーカーに、問い合わせてみてください。

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