忘れていた言葉の布を織りあげている
川の流れは縦の糸、記憶は流れを横切る(止める)横の糸か。交錯して、ことばになる。それも、忘れていたことばに。
「故郷」と「忘れていた」は同じ意味。
いま、故郷に帰って来て、川を見る。川の流れという縦糸が、嵯峨に記憶という横糸を交差させろとささやきかけている。
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詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
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