estoy loco por espana (番外47)Paco CasalPaco Casalの作品 ことばが過去のなかを通っていく 過去にもいくつもの通りがあり、 平行し、また交差する。つまり 曲がり角というものがある。 目印がある。 きみがことばにし、ことばがそれを記憶し、 いまというものがあるのだけれど、 それは過去のことであり 過去はぜったいに過去でありつづけることを 決意して 固有名詞を消す。 目印という 意味を、 ふいにあらわれる 教会の塔として。