世論調査(情報の読み方) | 詩はどこにあるか

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世論調査
             自民党憲法改正草案を読む/番外209(情報の読み方)

 2018年04月23日読売新聞朝刊(西部版・14版)一面。

内閣支持 続落39%/本社世論調査 不支持 最高の39%

 という見出し。
 関連記事が3面に載っている。その「グラフ」に驚いた。
 グラフは、数字を視覚化し、ひとめで理解できるように利用するものだが、作り方が変である。
 内閣(政府)の姿勢に肯定的か、否定的かが「一目」わからない。
 黒い方が政府に肯定的、灰色が否定的かと思うとそうではない。途中で色分けが逆転している。「文言」を「読め」ばわかるのだが、「見た」瞬間は、わからない。肯定と否定が拮抗しているように見える。
 これは、非常に問題の多いグラフである。

 文字もグラフも、きちんと自分で把握しなおさないと「事実」がわからない。
 そういう時代になっている。