ジェームズ・マンゴールド監督「ナイト&デイ」(★★) | 詩はどこにあるか

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監督 ジェームズ・マンゴールド 主演  トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、マーク・ブルカス、マギー・グレイス、ピーター・サースガード

 「ナイト&デイ」というのは「夜と昼」じゃなかったのか。「KNIGHT & DAY」.
でも、これ、どういう意味? デイはディアスかな? ディアスはスペイン語、英語ならデイになるからね。トム・クルーズのクルーズって「騎士」という意味? それならそれでもいいんだけれど。
 キャメロン・ディアスが好きだから言うんじゃないけれど、この映画、キャメロン・ディアス以外の女優だと映画にならないね。あの、軽いノー天気な感じが、非現実的な話じゃないのを、逆に「お話」ですと強調して、映画にしてしまう。
 でも。キャメロン・ディアスのファンだから言うのだけれど、もう、限界。老けました。表情にもたるみが出て、ときどきノー天気じゃなくなる。普通の人になる。そうなるとおもしろくないねえ。
 生存率が高くなる、低くなる、に始まり、誰が着換えさせたか――という変な反復で笑わせるけれど、あまりにもお手軽だね。

 あっちこっち、海外観光旅行していると思えば、まあ、許せるか。