パーソナルトレーナー大久保の「若手に言わないと決めていること」 | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

本日は、年末も近いので。自身の反省も込めて、若手パーソナルトレーナーに「言わない!」と決めている事を書いてみます。このひと言は、若手を潰す可能性がある一方、自身も潔くないと思う一言です。
 

では、そのひと言とは?

それは
「生意気だ!」
です。

理由を述べます。筆者は、幼稚園の頃から、担任の教師に「生意気だ!」と言われ続けて来ました。生意気の意味が分からない頃からです(笑) 

この生意気発言について持論を述べます。

僕は、「生意気だ!」を言われ続けてきたので、そう発言した人の表情や態度を、何人も見てきました。

まだ笑顔で言う人は良いのですが。明らかに怒り顔で言う人は、たいてい、コンプレックスの裏返しの感情発言だったりします。先輩や上司に多いのですが、既得権益を奪われたくない防衛本能も感じます。

こういった理由により。僕は「生意気だ!」を若手パーソナルトレーナーに、言った事がありません。


息子が寝たあとで、「ったく生意気になったなあ」と笑顔で言う事はあります。これを苦笑いと言います。

要するに。

「人材育成」とは「潰す」のではなく「環境を与えて」「ストレッチさせる=伸ばす」ではないでしょうか?愛情ですよね。

ただし、注意を要するのは「態度や礼儀、マナー」がなっていないのは、絶対にNGです。よって、「生意気な言葉遣い(ため口。っす。など)」や「態度(TPOを考えていない)」は良くないと思います。※このケースは、注意します

また、僕のような人間は「過去に生意気と言われた社長さんや先輩」からは、得てして「大久保君は面白いねえ」と言われます。何か共感するものがあるのでしょう。

結語です。

特に伸び盛りの「若手」を「抽象的かつ感情的な生意気だ!」発言で、出る杭を叩くのはやめましょう。もし、叩くならば、問題点を具体化し、改善点を提案しましょう。

かくいう筆者も、しばらく「生意気だ!」と言われていないので、やはり初老になったのかな?と、たそがれます(笑)

では、「生意気だ!」発言で若手を潰さない事も。
「情熱体力」と「生産性」重視で!(^^)/