さて、特に高齢者においては。階段の降りと、上りにおいて。転倒や落下、膝痛などが起こりやすいのは、圧倒的に「降り」では、ないでしょうか?杖を使用していたら、尚更です。
では、なぜ、下りの方がリスクが大きいのか。また、その対処法はどうすれば良いのか?
シンプルにまとめてみます。
筆者は、階段を用いてパーソナルトレーニングを行う事が多いです。
お客様から、階段での「膝の不調」や「不安定性」をお聞きした場合。まずは、その動作を分析し、改善方法をご提案し、同意を頂くためです。※インフォームドコンセントです
そして、階段の降りがやっかいなのは。
人体で、最も大きな筋力を発揮できる、股関節の屈曲ポジションを使う事が出来ません。
賢明な読者ならば、お察しの通り、「大臀筋」「中臀筋」のエキセントリック収縮が使えないのです。
もし、関節のモーメントで考えるならば。
降り時に、上半身を後傾し、股関節の回転運動を抑制するという発想もありますが。
そもそも、前足部で着地という非常に不安定なポジションであり、
前後の基底面も狭小な事から、容易な動きではありません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
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本日は、結語にはなりません。
提起して、終了したいと思います。
考える。まずは、考えましょう。
筆者が行う研修や、アドバイスは、こういった「現場での問題を内包した質問」を考え、それに答えて頂くスタイルを取ります。
考えないで、動画の真似ばかりしていると。
それは、「作業」と「暗記」になってしまいます。
質問されたら、ピンチです。
「作業」ではなく、「自分の言葉でプロダクト=生産する」と「理解」をしましょう!
ご質問などは。
shok1020@gmail.com
では、「プロダクト」するにも「情熱体力」と「生産性」意識です(^^)/