平成のパーソナルトレーニングを振り返る① | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

平成もあと僅か・・・。日本において、パーソナルトレーニングが仕事して確立し始めたのは、2002年(平成14年)~2005年(平成16年)位だと思います。筆者は、「パーソナルトレーナー第一世代」と言われておりました。

では、本日から、数回に分けて、平成で始まった日本のパーソナルトレーニング史を振り返ってみましょう。

まずは、僕が大変お世話になった先生方です。この場を借りて深く御礼申し上げます。

 

前列左が、阿部良仁先生(現NSCAジャパン事務局長)

前列右が大久保進哉(筆者です。フィットネスプロダクト代表)
後列左が増本達哉先生(現国士舘大学体育学部准教授)
後列左から二人目が矢野雅知先生(元NSCAジャパン理事)

後列右から二人目が鈴木謙太郎先生(恵比寿マインドボディ代表)
後列右が岩間徹先生(現日本ホリスティックコンディショニング協会副理事長)

では、本題です。

 



①パーソナルトレーナーの資格認定
日本において、パーソナルトレーナーの認定資格がスタートしたのは、AFAAかNSCAだったと記憶しています。(NSCAのロゴマークには1993年となっています)

 

筆者は、確か日本で3~4回目位に開催されたNSCAのパーソナルトレーナー資格を取得しました。※当時所属していたフィットネスクラブ社員では、一人目でしたので、ボーナス査定にプラスだったかも知れません(笑)

 

当時は、情報も少なく、合格率もかなり低かったと記憶しています(50%を切っていたのでは?) 大学や専門学校の認可校もありませんでした。

②パーソナルトレーナーの活動場所
とにかく、活動場所はありませんでした。富裕層や、外国人が通う高級フィットネスクラブやホテルなどの数店舗位です。

また、フリーランスのパーソナルトレーナーは滅多にいませんでした。

筆者は、前述のNSCAの資格取得よりも先に、パーソナルトレーナー活動を開始しておりました。前述した、FNC(ファンクショナル・ニューロマスキュラー・コンディショニング)研究所の阿部良仁先生、岩間徹先生、顧問の矢野雅知に師事しておりました。

このFNCで、当時所属していたフィットネスクラブ(XINスポーティング武蔵小杉)でパーソナルトレーニングの暖簾分けの許可を頂き、「FNCパーソナルコンディショニング」としてデビュー致しました。

当時の上司がレジェンドボディビルダーで著名な天童あゆみさんです。大変可愛がって頂きました。


③単価
筆者は1995年に1,500円/時間でスタートしました。ただし、社員として給料性&歩合契約でしたので、フリーランスで活動する場合は、もう少し高く設定したと思います。

当時、情報交換させて頂いた、目黒雅叙園の超高級クラブ「アルコクラブ」が4,000円~5,000円/時間と聴いていました。

筆者は、2002年から、ベンチャー企業の(有)ティーコンディションに所属しました。そして多数のフィットネスクラブのパーソナルトレーナー養成講座を担当しました。

契約先の、某大手フィットネスクラブから「弊社のパーソナルトレーナーの価格は平均4,000円/時間」だけど、大久保さんが上げないと、他のトレーナーが上がらないから・・・お願いします」と言われ、7,500円/時間に設定しました。それも川崎の武蔵小杉(発展する前ですよ)でです。

今で言うと、都内の中央三区(中央区、港区、千代田区)でしたら、20,000円/時間位だと思います。

現在の、パーソナルトレーニング価格は、

この25年の間に、2倍から2.5倍くらいに急上昇している

 

と思われます。当時を知る筆者としては、
感慨深いです。

本日は以上です。

 

次回に続く予定です。

 

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では、パーソナルトレーニング活動も「情熱体力」で!「生産性意識」を持って!(^^)