パーソナルトレーニングにおけるレアケース | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

パーソナルトレーニングにおける需要と言えば。①ボディメイク ②機能改善 ③体力や筋力向上かと思います。

では、筆者が経験した「レアケース」のパーソナルトレーニングをご紹介します。少し硬い内容ですが、①ボディメイク 以外にも対応したい方にはオススメ致します。

本日は「精神不安症の方」です。※個人が特定されないように、抽象的な書き方にします。

まずは、確認からです。

視て→動作の緊張が極めて高い
触れて→常に重力に対して緊張している
聴いて→過去の歴史、環境、運動歴などから、推察し、医師の診断を聴く
※医療行為はしていません

筆者はパーソナルトレーナー歴も長いので、慌てる事はありません。たぶん、キャリアの浅いトレーナーは、慌てると思います。

まさか、その場でグーグル先生で検索する訳にもいかないですし(^^;)

大事なことは。

①診断は、法的に出来ないが、判断は行う
②医師が出来ない事を補うとしたら。話を聴く事です。※医師より時間的ゆとりがある
③医療行為は絶対禁止。しかし、医療業界が物理的に出来ないフォローは行う

例えば、この本を読んで。


この本で、自分の領域を用いて、誠実に対応します。


しかし、医療と筋トレの中間も必要です。

それがコミュニケーションかも知れません。
それは専門性ではなく、人間性だと理解しています。

また、「根拠のない大丈夫」や「笑顔でごまかす」のは、逆効果になるので、注意が必要です。

結語です。

筆者にご紹介頂くお客様は、レアケースが多いです。その理由はさて置き、筆者は、そこに使命感を感じているので、必ず「一人カンファレンス(沢山の文献などを調べて準備する)」を行います。

今後、こういった筆者のレアケース経験が、後輩のパーソナルトレーナーや運動指導者の一助となれたら、幸甚に思います。

本日は以上です!

ではレアケースへの対応も「情熱体力」と「生産性」重視で!(^_^)ゞ