ツールについて思うこと | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

フィットネスツール。誰にとっても必要な健康を支える道具として
一般家庭にも何かしらのフィットネスツールがあるのでは、
ないでしょうか?

さて、ツールの寿命は、様々です。わずか一ヶ月で終了して
しまうものもあれば、10年以上のロングセラーになるものも
あります。

では、個人的にですが、「ツールは、こう使いましょう」という
「ツールの使い方のおススメ」を書いてみます。

①万能だと勘違いしない
②トレーニングの原則を照らし合わせる
③機能とお洒落は両立しにくい前提で考える


いかがでしょうか?当たり前の事かも知れません。
ただし、フィットネス業界などは苦心していると思います。

例えば、本来の機能は「安定性の獲得」や「可動性の向上」
などが目的である「バランスボール」


この非常に有用なツールを「シェイプアップバランスボール」
「バルクアップバランスボール」
のように用いてしまうと、それは
本末転倒ではないでしょうか?

まるで、閉店間際の「在庫一層セール」のようになってしまうと
感じます。※大阪には、何十年も閉店セールをやっている
お店がありましたね(笑)

僕は、ギムニク社製のバランスボールの販売代理店も
やっています。

そこの社長は終始一貫して、「ボールの使い方を間違えたらあかんねん」
「だから、使い方の先生が必要やねん」
と言っています。

エピソードです。かなり前に、バランスボールセミナーに
本場アメリカで活躍中の​女性プロボディビルダーが来られました。


「大久保さん。バランスボールで腕は太く出来ないの?」
質問を頂きました。

「申し訳ありません。僕の能力では出来ません」と答えると

「あなたが無理と言うなら、無理よね(笑)」と言われました。

こちらは、以前同僚として、苦楽を共にした「マイクロGYMの先駆者」

「恵比寿マインド&ボディ」の鈴木謙太郎氏とのエクササイズです。

出典:パーソナルトレーニングバイブル スキージャーナル社
矢野雅知著。

結語です。

組み合わせ商法。
「カレー」と「パン」でカレーパン。
「明太子」と「パスタ」で明太パスタ。
「カラオケ」と「箱」でカラオケボックス。

組み合わせを間違えないように、相性を考えましょう!(^ ^)