おはよっこい!
どこまでもソリッドに、だけどもしかしたら人生で一番自由に楽しみ続けたあの景色から1ヶ月以上が経過してしまった。
もはや懐かしさを覚えると同時にそれでも前に進んでいく景色(主にレコードラックの中身)がいつまでもロスなんて言えない(言いたい)今現在、ようやくブログに収めることができます。遅くなりましたし、実際に感じた密度に比べてかなり削ぎ落とした内容になると思いますが楽しんでください。
改めて
G.Garage///『リチャード三世』
無事に閉幕致しました。ご来場いただきました皆様、ご来場いただけなくても応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
思えば僕がシェイクスピアに出会い始めの頃からG.Garage///の主催、河内大和氏の凄さを観てたんだなと思います。
最初にご一緒したのは『ジュリアスシーザー』
そこでも僕は毎稽古、毎ステージで緊張よりは恐怖と共にあった気がします(大前提としてそれも込みで超絶楽しかったということを踏まえて)。とにかく一言発するのが、一歩踏み出すのが恐ろしくてたまらなかった。震えてた。そんな中でも河内さんはグイグイとその表現者としての純粋な強さで前に、前に進み尽くしてたことを覚えてます。だからとにかく全身全霊で力を思いっきり込めて僕も一歩を踏み出す毎日でした。迎えた千穐楽の清々しさったらなかったなあ。
とんでもなく緊張しながら写真撮ってくださいって言ったのを今でも覚えてる。
そこから3年以上経過してとある機会が僕に訪れます。
【RICH FOREVER SEMINAR vol.7】
河内さんと同じ時期に出会った師であり盟友ユージ・レルレ・カワグチ氏の主催する対バンイベントに河内さんと僕の二人で朗読ユニットで出てみないかと。
いやいやいやいや待ってくれ、そんなことある?ジュリアスシーザー以降もお二人の活動、活躍を観てきてとんでもないリスペクトと憧れがあるこの人達と一緒に?しかも河内さんと二人で朗読だと?うわああああああああ緊張するううううううううでもやりますありがとうございますううううううう。
公演が終わり反省やら幸福感やらに満ちてた僕に河内さんが一言
『またやろうな』
はい好き。正直泣くかと思ったわ。
ここから僕らのクロスオーバーが再開しました。
森に行きマクベスをやって、またBi-shuを組んでユージさんと対バンしあの時には想像もしてなかった次元へ向かうことになります。
それがG.Garage///『リチャード三世』
そこに集まったのは河内さんが信頼を寄せる正真正銘の戦士たち。きたぞ。やる前からわかる極上の時間を過ごせることが。
だから僕は稽古が始まってから許せる限りのほぼ全ての時間をこの作品のみに注ぎました。僕にできることを全てやりました。最強のカンパニーが最強であり続けられるように。そして河内さんが与えてくれたケイツビーとして生きる時間を全うできるように。
稽古、本番と進んでいく中ここで僕自身6年前と自分の状態が違うことに気づきます。
『あれ、めちゃめちゃ自由に楽しんでる…』
この6年間自分がやってきたことは間違いじゃなかった、確かに前に進めてた。あの時僕が観た河内さんほどじゃなくても確かに前に進んでいたんだ。
ラストのシーンで河内さんと交わすもはや台詞ではないお互いの想いが詰まった一瞬、そこにたどり着くまでに出会った皆。この世にある言葉じゃ言い表せないくらいの至極のひと時でした。
最強の皆様が紡ぎ、旅をしリチャードの独白までを走り、リッチモンドが言葉を送る。本当にすごいカンパニーだった。まさに最強だった。そこに加わってる自分がなんだか誇らしかった。
沢山のことを乗り越えて迎えた千穐楽はあまりにも幸せだった。
この旅路に至るまでに出会った全ての皆様本当にありがとう。またこんな最強の人たちと一緒に演れるようどこまでも精進します。
それじゃ、またね。
追伸
G.Garage///『リチャード三世』
公式グッズ オンライン販売中です。
イカしたアイテムたちを是非。
追伸の追伸
G.Garage///Twitterアカウントからお知らせが出てましたのでシェアします。興味深すぎる...。
‼️速報‼️
— G.Garage///【ジーガレージスリースラッシュ】 (@GGarage3) 2022年2月23日
即興狂読シェイクスピアvol.4
『押入Oshiireハムレット』
~三楽師による一夜のハムレットエクスプロージョン~
翻訳/坪内逍遥
音楽piano演奏/スガダイロー(音楽師)
演出・出演/河内大和 (Shakespeare楽師)
特別出演/津村禮次郎 (能楽師)
2022.5.18(水)19:00
彩の国さいたま芸術劇場小ホール pic.twitter.com/hW1O8sYdah
追伸の追伸
お知らせ祭りがブログにまとめてありますのでチェックお願い致します。
https://ameblo.jp/shojiro-yokoi/entry-12730430154.html