sd-1122〜声を上げなければ忘却の彼方へ。 | 鈴木勝吾オフィシャルブログ「Smiling days★」Powered by Ameba

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自分は立っている。

ここに立っている。

こうしてブログを書いているんだ。

なんだ、が。

なんだがだ、

片隅で大きく声を上げて精一杯両手を振って、それでやっとなんだ。

多くの言葉の応酬も、今や「たった1つの言葉」ですら足がすくんだりする。

誰かに求められているか否か、ということはそういうことだ。

夏の思い出は忘却の彼方へ。

いよいよの秋である。

意気揚々と歩いてやるぞ、肩をすくめて歩いてなるものか。

冬越えの準備だって容易いさ。

夏なんてもう要らない、と。ずっと冬越えだっていいくらいさ。

冬は始まりの季節なんだ。だからこそ。


眺めていたスポットライトの下とは違って見えた、ただそれだけなのか。

悪に染まって、生き抜いて、歌ってみれば、どこからともなく。

沢山の戦場も忘却の彼方へ。

1つ回ってまた冬なのさ。

一味違う冬さ。

暖かい季節を知れば、冬は一層厳しく感じるものだ。

1つ回って歳を重ねて、呼ぶ声はもはや言葉にならず。

誰に届くともない声を上げてみる。

またきっと。求められてもない声を上げるんだ。


ただよき人生を。

それだけだ。