sd-1121〜タイミングという名のエゴ。 | 鈴木勝吾オフィシャルブログ「Smiling days★」Powered by Ameba

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舞台「LADY OUT LAW」

無事千秋楽を終えました。


全14公演。


今年は声を絞り上げる作品との縁があるみたいです。

ピカレスクセブン
ザ池田屋
 LOL

笑笑

特別な円形という舞台機構の中で立つのは、全うな役の神経を持ってるとただ立っているだけで結構疲れるものです。
何しろ全方向にお客様がいるのですから。

こと、舞台稽古の段階も四苦八苦でした。

共通のビジョンを皆で共有するまでに費やす時間量、もちろんそれと同時に役や役の関係値も肥やしていかなければならない。

初めての出逢いを求めて飛び込んだ作品でしたが、初めてだらけの現場になりました。

とはいえ、知った顔も多く。

健斗や、味方。旧知の友との再会に歓喜したのも事実。

何かで話しましたが、こうして仲間と再びあうと、歳月を感じます。

それだけ、歩いてきた。ということ。

どんな道のりだったのか、今何を掴んでいるのか、どこに向かおうとしてるのか、そんな友の姿を見ながら稽古できたのも大切な時間でした。

主演である矢島舞美さん。皆んなが思わず担ぎたくなるような、手を差し伸べたくなるような、真っ直ぐ純真で、それでいて大らかな人柄。座組みをその持ち得る全てで引っ張ってくれました。感謝と同時に、千秋楽。舞台袖で彼女の名前が呼ばれた時は万感の想いを抱くほど、カンパニー皆から愛される座長でした。
矢島ちゃん。ほんとにお疲れ様。


スラム三羽ガラスの二人とも良き出会いでした。もう稽古終盤から本番にかけては運命共同体、笑
あつきもゆうほも大切で大切でずっとほっぺつねってやりたいくらい可愛い奴らです。
例えわかりにくいか?、まぁ、可愛ってことです!!この2人のおかげでスラム三羽ガラスなんとか生き残れました笑

みこと。20おめでとう。笑笑。
これまた猪突猛進!若さ爆発!真っ直ぐな女優さん。19、20とは思えないほど、確固たる信念と勝気を持っててすごいなと思いながら稽古、本番と眺めていました。
難しい役所に多々悩んでいたけれど、毎日毎日、挑み続けた彼女の答えはきっと客席で観ていたお客様に届いたと信じてます。

創さん。とも今回初めまして。常に稽古場を芝居、殺陣、で引っ張ってくださり。創さんがお芝居に、注ぐ愛をまじまじと稽古場で感じることができました。その姿勢は、なんというか、うん、これを大仰な言葉で言うと語弊があるからあれだけど、誰もが見習うべき背中だと思いました。

神尾さんは同じ事務所ながら初めてご一緒しました。厳格な中にカンパニー愛、人間愛を、併せ持っていて、こんな若造たちによく付き合って稽古外も一緒にいて下さいました。それが一俳優、一後輩としてどれだけ心強いことだったかは言うまでもありません。

榛葉くん、井上ちゃん、池ちゃんも。それぞれ色んな思いを抱えて演劇と向かいあっているんだなって、なんだか、ふと忘れていたことを思い出させてくれました。


30を前にして、この作品に出会えたことはあらゆる意味で大きかったです。


演出の岡村さん。役者と真摯に向き合ってくれる演出家さん。もちろん、初めまして。また1つ僕の知らない演劇と出会わせて頂きました。


自分のお芝居と作品と。

この道を歩いていくことの覚悟や想い。喜びや辛さ。自分とまた向き合わねばと改めて。


とりあえずは、次の作品の、準備!!

でも久々に在宅仕事だからゆったり。

ありがたや。


しーゆー