電王戦雑感 | 将棋・序盤のStrategy ~ 矢倉 角換わり 横歩取り 相掛かり 中飛車 四間飛車 三間飛車 向かい飛車 相振り飛車 ~

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オールラウンドプレイヤーを目指す序盤研究ブログです。最近は棋書 感想・レビューのコーナーで、棋書の評価付けもしています。

いやいや、とうとう負けちゃいましたね。

ponanza vs 佐藤慎一

まぁ、練習では相当数負けているようなので、
公式戦だけ全部勝とうっていうのも無理な話ですか。

ただ、負けと言っても勝負の上での話で、
人間とソフト、という目で見れば負けではないな、と。

学生の読者も多いので古い例えを出して申し訳ないんですが、
ソフトの戦い方はボブ・サップを彷彿としましたね。

多分、練習で負けた、っていうのはこんなイメージ↓



何じゃその戦い方は~!?って思ってる間にやられる、と(笑)


で、今回の将棋のイメージはこんな感じ↓



佐藤先生は確かな身のこなしでリードを奪って、
急所にもパンチが入ってたと思いますが、
技に転じる一瞬に乗じてパワーに任せたパンチを食らっちゃったな、と。
まぁ、技に転じたのが△8二飛~△5四飛なんですけど。

でもこういった戦い方を続けていると人間も学習しますから、
この方向性で進化を続けるならば、将棋の可能性を全部読みつくすレベルじゃないと
ソフトが負け始めると思います。もしくは技を覚えないと、ね。


・・・佐藤先生はアーネスト・ホーストだった、と言ったら言い過ぎですか?


追伸

棋界きってのハードパンチャー、
康光先生が勝負したらどうなるか、見てみたいっすね。

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