ソフトの事はよく分からないんですが、
学習させて効果が出た方法を人語に直して、一冊の本にまとめてくれれば、
人間にとっても良い指南書になるんじゃね?っていう思いつき。
評価関数とか、人間向きに書くのは多分相当難しいけど、
上手くまとまったら買っちゃいません?
多分今のレベルのものを人語に直すと、
「え?」っていうものもあるんだろうけど、
羽生先生を倒すような神レベルのソフトが出来たとして、
「この手は今は-100点ですが、30手後に+600点になる事を見越した一手です」
とか書かれたら、「おー、すげー」って思っちゃいますね(笑)
で、多分人間はそういう点数の変化を見て、
「あ、将棋にはこういう法則性があるんだー」って気付く生き物で、
プロ棋士がつついて将棋の必勝法を見つけちゃうんじゃないかと。
評価関数の変遷って、データ残ってるのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな感じで、結局人間の手が入らないと使い物にならないのが機械だと思うんですね。
そもそも人間の手が入って出来上がったものなんだから(笑)
という訳で、電王戦は凄く面白い「人間 対 機械」のイベントなんだけど、
人間と機械というものは、そもそも「対」って言葉で繋がない方が良いというか、
共存していく方向で反映するのが正しくて、「勝負」の部分を見すぎるのはちょっとね、と。
(だから、「人間の時代はもう終わった」なんて言う人には「所詮アレは道具でしょ?」と言いたい。)
でも、まだその時期じゃないだろうって思ってて、
今年プロ棋士が負けたら悔しい、っていう気持ちがやっぱり働きますけどね(笑)
だって、ponanza vs 佐藤慎一
戦を見て、
「どっちに将棋を教わりたいか」って言われたら、やっぱ佐藤先生なんで。
別にプロ棋士を立てる訳じゃないですけど、どっちの方が技術がありますかと言われれば。
それでも負けたという事は腕力はソフトの方が上なんだね、と思いますけど。
(ま、指導については近い将来「ユニクロとオーダーメイド、どっちが良い?」って事になると思う)
あ、そうそう。この「腕力」っていうものの正体も知りたいんですよ。
やっぱ圧倒的な読みの量っていうのが腕力の正体なのかなぁ。
康光先生なんか1億3手読んでるし(笑)
となれば、将棋の訓練方法もより多く読める方が正しいという事になって、
いかにその方向で脳を鍛えるか、という方法が正しい道になるんだろうなー。
ま、羽生・渡辺両先生を見る限り「剛腕」っていうより「超絶技巧」って感じだけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
用語の使い方間違ってたらスミマセン。
本記事を評価して頂ける方はポチっとお願いしますわ。