●山本の使い方
・20日の試合で思ったことだが山本の癖は日本にいたときのままだ
立ち上りに不安を持つ山本は千賀やダルビッシュ同様、大投手にありがちな悪い癖を持つ
この日目にした投球は立ち上り点を取られ尻上がりに調子を上げる投球だった
6回までに9奪三振と結果的には実力を見せた
この事例から見えてくる山本の使い方は、登板した試合はなるべく多く投げさせる方が得策ということだろう
一試合平均100球の大リーグの原則からはみ出すが、日本では一人で9回を投げ抜くのは大投手の証明のようなものなので、特別のストレスにはならないはずだ
寧ろ山本のような先発完投型の投手には、完投勝利させた方が本人にもチームにも良い結果が出てよい
この事実を踏まえると、一試合平均100球に拘らず、尻上がりに調子が戻ってくる日はなるべく長く投げさせ
立ち上りから良い日は敢えて100球で押さえるような使い方で、球数が数試合平均で100になるように調整すればいいのではないかと思う
登板間隔もそれに沿うように調整すればよいのではないか
日本で大成し海を渡り10年契約で臨む一年目は、その長さを考えれば大谷と共にドジャースを形作る一年目と言えなくもない
マスコミの近視眼的見方を排除し自らの成功はもちろん、球団の成功に繋がる一年目にしたいはずだ