feeling/気になるニュース私の見方/ウクライナ戦況・解任報道・トランプ免責/2月6日 | Retro Virus Web Log  

●ウクライナ戦況

・2月4日の「住まいと投資ch」が今日の戦況の総てを語っていました

いまロシアとウクライナは共に相手の資金源を断つ攻撃をしています

ウクライナは長距離ドローンを手にしてからロシアの資金源である石油に絞り攻撃しています

これはかなり堪えるでしょう

いろいろなところに影響が出ます

 

・2月7日はロシアによるウクライナ全土ミサイル攻撃がなんと言っても大きなニュースです

この攻撃の意図は何なのかを考えてみました

今ロシアが困っているのはまさに長距離ドローンによる国内のインフラ破壊でしょう

自分がやられると困るのですね

何処から飛んでくるかわからないドローン攻撃はウクライナ全土攻撃で止めさせるしかありません

ドローン攻撃を止めさせたいロシアの思惑がいろんな形で現れてきます

ウクライナのドローンをウクライナ領土内で潰すか消費させる作戦を実行してくるでしょう

ダミーを使った偽旗作戦も使うでしょう

「ウクライナ制圧が先か内部崩壊が先か」ロシア大統領府は意識し始めたかもしれません

ウクライナのドローン攻撃はロシア大統領府にボディブローのように効いてきたことは確実です

もう選挙のためだけではなくなってきました

ウクライナは防衛できれば勝ちですがロシア大統領府は勝たなければ国民から見放されます

戦場の勝ち負けは地上軍のものですが真に戦争に勝ち負けを付けるのは空軍です

日本がアメリカ陸軍に降伏したか空軍に降伏したかを考えればわかることです

日本の海軍は70年前この事を知っていました

当時の飛行機事情は日本が400機生産するところはアメリカは4000機生産できたと言いますから恐怖でしかありません

海軍は知っていたのに頭の固い陸軍を説き伏せられなかったのです

 

●解任報道

・双方の総司令官が問題になっています

ロシアのゲラシモフは行方知れず

ウクライナのザルジニーは更迭間近

ゲラシモフは死亡説、ザルジニーは解任説で揺れています

ゲラシモフに何かあれば副のスロビキンが後を継ぎます

ザルジニーの後はいません

 

・ザルジニーは現実を直視して「積極防衛」に切り替えました

反転攻勢の熱から覚め現実を直視できるようになったのでしょう

一方ゼレンスキーは未だ覚めやらずというところです

二人の立場の違い(軍司令官と大統領)と言ってしまえばそれまででしょうが、、

ゼレンスキーはプーチンが戦果を欲しがるのと同じように戦果を欲しがっています

ゼレンスキーとプーチンの確執や立脚地が意地の張り合いにつながっているのでしょう

三人を比較して人間の「欲」から一番遠くにいるのがザルジニーではないかとおもいます

その分ザルジニーの眼は澄んでいて冷静な判断ができるのではないでしょうか

ザルジニーは解任というより昇格に値する働きの人物です

ザルジニーに足りないのは能力というより「航空戦力」でしょう

 

・戦場の主人は軍人

戦争の行く末を決める軍人の働きは見逃せません

戦場では軍人が主人で政治家は兵站です

イギリスのチャーチルは戦中戦後を通じ指揮を執り続けましたが政治家としても軍人としても有能な人でした

演説が上手でユーモアがあり国民に人気の政治家でしたが国防にも長けていました

物事の核心を見抜く眼は流石で戦中戦後英国人の心の支えになりました

アメリカの戦後はアイゼンハワーになりましたがノルマンジー上陸作戦の功績を携えての就任でした

戦場の英雄は国民の誇りで国民的英雄になることがあります

イスラエルのネタニヤフは軍人から政治家に転身して成功した人です

ウクライナのザルジニーにしても大統領になる可能性があります

戦後はロシアの圧迫に抗する強い政権が求められます

それがザルジニー政権になってもおかしくありません(2月6日)

 

・ゼレンスキーの焦り(前線の膠着と武器供与の滞り)は事態を悪化させる方にしか進みません

ゼレンスキーが口を出さないだけでも状況は変わります

偉大な指導者の話=完璧ではありません

完璧な話は得てして伝わらないと考えておいた方がいいでしょう

話した方は満足でも聞いた方はプレッシャーをより多く感じたかもしれません

トヨタの不正事故は人為ミスが招いた事故かもしれません

下請けはトヨタが完璧過ぎてものが言えなかったと述懐しています

親会社に畏怖を感じていた証拠です

偉い親にものが言えない子どもがどんな日々を暮らしているか想像してみて下さい

親は子どもの成長に引きずられることなく自分の目標を遂げることに力をいれた方がいいかもしれません

ゼレンスキーにも言えることかな?と私はおもいます(2月7日)

 

●トランプ氏「議会襲撃の免責」免れず

・ワシントン高裁の判決は極めて穏当でした

民主主義の要、議会に殴り込んだのは民主主義を否定するも同じです

クーデターに匹敵することをやっておいて知らん顔はないでしょう

厚顔無恥の御仁にはそれに見合う罪を課さないと自分が何を犯したのかわからないとおもいます