feeling/ウクライナ危機/今の戦況は?/1月23日 | Retro Virus Web Log  

●今の戦況はどうなっているのか考えてみます

・ウクライナは何をしているのかと云うとおそらく戦術を変えたようです

どう変えたかと云うともうわかるように国内と国外の戦術を変えました

国内向けはシルスキー司令官の云うように「積極的防衛」に変え国外向けは「積極的攻撃」に変えたようです

今のところロシアはウクライナの「積極的攻撃」に対応できていません

その結果かなりの被害を受けています

あれこれ理由をつけて被害を過少に伝えていますがこれは明らかに国内向けのプロパガンダです

「積極的攻撃」の主体はドローンによる「無差別に近付く攻撃」です

いずれ「無差別攻撃」に移行する前触れでしょう

理由は「窮鼠猫を噛む」でしょうか?

ウクライナが精神的にかなり追い込まれている状況がわかります

幸いにも高性能のドローン開発が間に合いウクライナに抗戦意欲と能力をもたらしました

ウクライナはこれに気を良くして新型ミサイルを開発するはずです

そうなるとモスクワは惨憺たる有り様になります

そうなっても米は口出しできません

イスラエルが証明しています

 

一方ロシアにしても同じことが云えるとおもいます

ロシアはいまウクライナのドンバス地方を中心に猛攻撃を仕掛けています

理由はロシア政権の初期目的の達成のためです

選挙前のプロパガンダでしょう

国内向けは不満の取り締まり強化と戦果のアピールと被害の隠蔽です

ウクライナの攻撃がモスクワに近付くにつれ国民のロシア政権に対する反感が強まっています

それに対してロシア政権は都市部から不満住民を地方に移住させる考えを持ち始めました

都市部の不満分子を地方に追いやり不満が吹き出さないようにするためです

さもないと国内の治安部隊が押さえきれなくなります

明らかに政権の腰が浮いてきた感じがします

ついでにわかっていることを書いておきましょう

ロシア政権のプロパガンダ(誤魔化し)の仕方がよくわかる一件です

最近政権の都市計画(仮)部門がこんなことを言っています

「地方の過疎化が進んだので都市部から一定の住民を移住させる考えを進めている」

何のことはない、都市部から住民をそぎおとし政権への反発を押さえ同時に疎開させる意図があるのです

そうでなければいまごろ急にこんなことを言うもんですか

とっさに思い付いた苦し紛れの策なんですよ

来たるべくモスクワなどの大都市の被害と住民の反戦活動を未然に防ぐ狙いがあるのは明確です

 

ロシア政権は前線だけでなく国内の治安にも軍を割かなければならなくなりつつあります

また防空についてはモスクワ都心部以外は手付かずの状態です

理由は前線に兵器を振り向けているのでモスクワの都心部以外はドローン攻撃を防ぐ手立てがないのだとおもいます

「打ち漏らした」とか「破片が落ちて爆発した」というのは真っ赤なウソだとおもわれます

今後ウクライナのドローン攻撃はモスクワ都心部に向かうようになるでしょうからやがて隠せなくなります

ウクライナのインフラ攻撃が高層ビル攻撃に移ったときのことを考えただけでゾッとします

ドローンに加えミサイルが高層ビルに命中したときの状況を考えて見て下さい

現実になれば9、11どころではありません

私たちが初めて経験する21世紀の戦争を目の当たりに見ることになるでしょう

ロシア政権はいまそこまで考えないといけない事態に陥りつつあります

ロシア政権はいまかなり焦っています

早く終わらせたいと考えています

前線の猛攻撃と米への停戦の打診はそういう意味合いがあるとおもいます

今のところの私のウクライナ戦況の見方ですが実際はどうなるでしょうね?  1月23日