【改定】feeling/ウクライナ・第3段階/1月10日 | Retro Virus Web Log  

●ウクライナの方程式

・ウクライナ軍の作戦は冬場を迎え攻撃に耐える第2段階から反撃の第3段階に入った

・ロシア軍をウクライナ領土から追い出すこの作戦は3月説が有力で第4段階のロシア領土内ミサイル・ドローン攻撃に繋がる重要な段階

 

●ウクライナ優勢の見方

・ウクライナ軍優勢の見方はロシア軍が守りウクライナ軍が攻撃しているからではなく、勝利の方程式に沿った戦いがウクライナ軍に出来ているからだ

この驚異的なノルマ達成は支援国の支援に火を着けた

・ウクライナ軍の作戦行動は支援国が描いたシナリオに沿って進行し、各段階に応じて適切な武器が供与される仕組みになっている

・戦況の大勢がシナリオに沿って動いているなら支援国は安心して観ていられる

プーチンのクリスマス停戦をバイデンが一蹴出来たのも、作戦がシナリオに沿って動いている証拠で、プーチンがウソつきだからではない

 

●軍事ブロガーと軍事アナリスト

・日本の軍事ブロガーは勝ちを先走り軍事アナリストは勝ちを口にしない傾向に見える

・この違いは停戦又は終戦の時期の予想にも表れ、軍事ブロガーの予想が一年に対して、軍事アナリストの予想は一年ないし数年かかると予想している

 

●終戦

・侵攻したロシア軍が引かない限り終戦はないと見るべきだ

ロシア軍を撤退させるためにウクライナ軍は幾つかのアイデアを試しはするだろが、上手く行くかは疑問の余地がある

・ロシア軍は全ての武器が尽きるまで撤退しないだろうし、最新兵器をつぎ込んでも勝とうとするはずだ

それは手のうちを明かすことだがせざるを得ない状況だ

・ウクライナ軍は戦況が悪くなれば第4段階を早めてくる可能性があり、供与される武器もより優れた強力なものになるはずだ

 

●正しい戦況を知ることが大事

・我々庶民はウクライナの正しい戦況を知るのは難しい

・先ずはISWの日々の戦況報告と支援国の武器供与と段階が合致しているか見る必要がある

・現時点で危惧されているベラルーシの参戦や核の使用は排除して考えてよいが、ロシアの動員とワグナーの募集は終戦迄続くと見るべきだろう

ゾンビのようなロシア軍兵士とどう戦うか、今後の課題だ