炭酸の入ったお風呂に入浴すると、血流がかなり良くなります。
川原弘久先生(巨大医療グループ会長)は
血管年齢は若返る、
と著書『血管年齢が若返る「炭酸浴」』で書いています。
同署を中心に紹介します。
血管拡張効果
人工炭酸泉の最も特徴的な効果は血管を拡張させることです。
炭酸泉では普通のお風呂以上に、素早く確実に血管が広がることがわかっています。
炭酸泉に入ると、炭酸ガスが皮膚から吸収されていきます。体内に入った炭酸ガスは皮下光の毛細血管に入り、その部分の血液の二酸化炭素が増えます。
体はその状態を「酸素が足りない危険な状態」と捉えます。そして「もっと酸素供給しなければ」「増えすぎた二酸化炭素を早く排出しよう」と判断して、血管を広げて血流を増やし、酸素を含む新鮮な血液を届けようとするわけです。
人工炭酸泉に体を漬けると、わずか数分でその部分の血管が広がり、血流が増えることが確認されています。
血管が柔軟になって血管年齢が若返る
人工炭酸泉で血管が拡張したり、血圧が下がったりするのは、入浴中だけに起こる作用です。
しかし、炭酸浴を繰り返して行うと、血管が(広がる・縮む)を繰り返すことになり、血管がストレッチされます。
体と一緒で炭酸浴を何週間か続けていくと、硬くなった血管も徐々にしなやかな若い血管に変わります。
また血管が柔軟になれば内皮細胞の働きが良くなり、血管壁にできた傷を治す力が高まると考えられます。
炭酸浴によって血管が広がると、血流が良くなります。
同じ温度で真水の入浴と炭酸浴と比べると、炭酸浴をしたときの血流量は真水の場合の約3倍にもなります。新鮮な血液がサラサラとよく流れる状態になるのです。
炭酸泉の効果 自律神経のバランスを整える効果が大
炭酸浴には自律神経のバランスを整える効果もあります。
高濃度の人工炭酸泉入浴中の自律神経を調べた検査では、強くなりすぎている交感神経を抑え、同時に、副交感神経の働きを高めていることが確認されました。
緊張がほぐれ、気分もおおらかに
川原弘久先生の病院で入浴中の快適さをアンケート結果。
5段階スケールで
・水道水では最上位の非常に快適と答えた人は22%
・炭酸浴では、56%近くが非常に快適と回答していました。
先生の説明 副交感神経の働きで心身の緊張がほぐれ、しっかり休息が取れるようになって、それが体力や気力の充実となって表れている、と思われます。
炭酸入浴剤で入浴するときの注意点
・1度に1錠ずつ
一度に2錠も3錠を使うと、入浴剤に含まれる香料などの他の成分も濃度が濃くなるため、メーカーでも規定上に使用しないよう注意を促しています。市販の製品は基本的にメーカーの定める方法を守って使うことです。
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人工炭酸泉装置は最近は本体価格が100,000円前後、ランニングコストが5000円の専用機器もある。体外受精を受けるならば1階休んで専用機を活用することも1つの選択肢。(レンタルもあればあるのでもっと安く使える)
・低めの温度で、静かに入浴する
炭酸浴は温度を高くしすぎると炭酸ガスが気化して濃度が下がってしまいます。
夏場なら38度から39度、冬間でも40度前後のややぬるめの温度に入るようにしましょう。
炭酸泉は実際の温度より2度から3度暖かく感じるので、温度が低い、との心配はない。
またお湯をかき混ぜたりすると炭酸ガスがどんどん抜けてしまいます。
お湯に静かに使って、肌にびっしりと炭酸ガスの細かな泡がつくのを眺めながら、
ゆったりと温泉気分で味わうと言うのがお勧めです。