タイミングが合えば妊娠できる、
賢明なあなたは、そうは思っていはいないでしょう。
しかし、です。
タイミングを合わせたのに、生理が来た。
人工授精をしたのに、妊娠できなかった。
はじめてのとき、
多くの方々が、涙なしには次の周期を迎えられない、
というのが人情です。
なので、今日は、その涙をすこし減らしたい。
そのために、書きます。
基礎の基礎知識から
ベストチャンスであったとしても、そして人類最高の妊娠率を誇る20歳前後の健康な男女でさえ、
1回あたりの妊娠率は10から20%なのです。
日本の初婚年齢はざっくりいって30歳ですから、
平均的には1週期あたりの妊娠率は一桁(10%以下)です。
もしタイミングが多少ずれたり、
高齢になってきたりすれば、
もっと低い。
だからこそ一年間かかって、ようやく8割のカップルが妊娠できるのです。
(これは、フツウのカップルのことです。フツウ、とは不妊という単語が念頭にないカップルのこと。それでも、1年かかるのです)
以上の知識、あなたは、とっくにご存知でしょうが、「結婚➡妊娠・出産」を「あたりまえ」に通過したカップルでもこの程度なのです。
(この残った2割のカップルも翌年にはその半分がおめでたとなります。つまり2年で9割)
着床までには関門が多いからです。
すぐには妊娠できないのが標準なのです。
人類は、すぐに着床しなくてもそれが当たり前。
だからガッカリしないで。
そう強調しておきたいです。
たとえば、野球選手の打率を考えてみてください。
一桁の打率では、レギュラーになれません。
ほとんどの打席で凡退。
2試合に出てようやく1本ですから。
平均的なカップルの妊娠率はそのくらいなのですぐ
ベストタイミングとは、野球でいえば打席に立てた場合。
それでも一桁なのです。
人類は妊娠しずらい
ここからは、記憶です。
(画像検索したのですが、みつからなかったので)
動物学者の畑正憲さんのテレビ番組で、映像がありました。
猿と人類の精子の顕微鏡映像でした。
サルは画面にビッシリ。
人類はまばら。
(余談ながら、サルの精子に別の精液を混ぜると、前の精子は全滅。ピタリと動きを止めます)
人類の精子が少ない理由は、
人類が一夫一婦制をとって進化したため、競争がないためだそうです。
そのため、妊娠しにくい。
人類は、すぐに着床しなくてもそれが当たり前。
だからガッカリしないで。
期待しすぎないで。
卵子が元気なら……、体外授精1回でほぼ全員おめでた
これはテーマがずれるので、明日、書きます。