嵐に襲われたポートランド | アメリカ・オレゴン州ポートランドで着物ライフ

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アメリカ・オレゴン州ポートランドで、着付け教室や
和文化を楽しむイベントなどを開催している
"Traditions by Takako"です。

とても久しぶりのブログが、新年の挨拶でもなく

昨年の振り返りでもない、自然災害を受けた

近況報告となってしまいました。

 

 

1月の2週目の週末、ポートランドは嵐に襲われました。

激しい風と雪が吹き荒れ、気温は氷点下の日々が続く。

天気予報で雪で氷点下になることは知っていたものの、

その時はこんなことになるとは全く思っていませんでした。

大雪も年に1回ぐらいしかないし、数日家から出られない

こともあるけど、今まで特に被害もなかったので。

 

 

ですが、今回は数日間、強風、雪、雨氷が続き、

各地で倒木が発生、次々停電が起きて何日も続いたり、

道路の凍結で事故も起き、水道管破裂なども含め、

ポートランドと近郊の町で様々な被害が起きました。

 

 

我が家は少し標高が高いところにあり、家の周りに

高い木が多いので、強風が吹くと木が揺れているのが

気になることもあったのですが、あくまでも上の方だけ

ゆらゆらという感じ。ですが、今回の嵐で

次々と根っこからなぎ倒されていきました。

2階建ての家の倍以上高さがある木々です。

 

 

夫が「裏庭の木が倒れそう」と言った時、まさかそんなこと

あるわけないと思いましたが、現実に起きたのです。

映画を観ているかのようでした。

なす術もなく、現実味もなく。

 

 

そして、裏庭は倒れた木々で埋め尽くされ、ついには

隣りの家の大木もうちの家の方に倒れてダメージを受けました。

幸い誰も怪我はなく、家も住める状態ではあります。

家のダメージも、もっとひどい状況がいくらでも

考えられるので、まだ不幸中の幸いと言えるでしょう。

 

 

友人と義姉のところに避難させてもらったり、助けてもらって

何とか天気が落ち着くまで乗り切ることができました。

 

 

元日に日本で地震が起き、ニュースを読んでは

心が痛む日々を送っていました。

私自身は阪神淡路大震災、東日本大震災のときは

日本にいましたが、被災した経験はありません。

 

 

今回、地震ではないけれど、自然の力を目の当たりにして、

身をもって恐怖を感じたし、今まで当たり前に

あったものが一瞬で破壊される痛みを知りました。

予告のない地震はさらに怖かっただろうと思いました…。

 

 

アメリカの場合ですが、自然災害によって持ち家に

被害があった場合、自分自身が安全で電話が繋がる環境であれば

すぐに保険会社に連絡しましょう。

保険会社が、必要であれば修理の業者の手配もしてくれます。

我が家は最初の嵐の2日後に屋根の応急処置に来てもらえました。

 

 

まだこれから修理も様々な処理も時間がかかりますが、

この経験で役に立ちそうなことがあればシェアしたいと思います。

 

 

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