アメリカ・オレゴン州ポートランドの着物和文化講師、
エルティング孝子です。
随分久しぶりの投稿となりました。
今、日本に一時帰国中です。
あっという間に2カ月過ぎました。
身近な人達はもちろん知っているし、ちょこっと
インスタのストーリーズにあげたり、日本で
一緒にいた方達がタグ付けしてくれたりも
あったので、まぁ日本にいることは
隠しているわけでもなんでもなかったのですが。
怒涛の日々+いろいろ思うこともあって、
SNSの投稿はできずにいました。
先日、ポートランドの知人から他の方のSNSで
私の名前が出てるわけじゃなかったけど日本に帰国中と
知ったと言われ、そろそろ自分の言葉で発信しようと思いました。
今回、日本に数カ月単位で帰ることにした理由は2つ。
親の介護サポートと、子ども達を日本の小学校に
通わせるためです。
海外に住んでいる私達にとって、親の病気や介護問題は
ほんと難しい。それぞれケースが違うし、起きてみないと
分からないこともありますが、近くに住んでいないと
何もできないことを痛感します…。
うちの場合は父が2年前に脳梗塞になり、幸いにも
ほぼ後遺症はなく、話せるし歩けるし家で生活できる状態では
あるけど、他の病気のこともあって介助が必要で、
母がずっと面倒を見てきました。
老々介護は大変で…母は頑張り過ぎても弱音をなかなか
はかない。それを少しでもサポートするために、
そしてなかなか会えない孫達と少しでも時間を過ごせるように
長めに帰ることにしました。
また、我が家の双子に日本の学校生活を経験させたいという
ことも大きな理由。日本ではこの4月から小学1年生になるので、
低学年のうちに日本語にどっぷりつかる経験をしてほしいなと。
私の母校の小学校が、ありがたいことに他の新1年生と同様
入学式から双子を迎え入れてくれ、楽しく通っています。
実は私達が日本に帰る直前に両親に思わぬ出来事が起こりましたが、
それも落ち着いてようやく揃って日常生活を送り始めた4月のある日。
またまた予想もしていなかったことが起きました。
まさかの事態でしたが、私達がいたことが不幸中の幸いだったし、
ひとまずパニックにはならず受け止められています。
夫と周りの人達に支えられて、乗り切っている途中です。
長期の日本帰国で、アメリカでの着物の仕事のことでは、
ご希望に沿えなかったり、正直残念なこともいろいろあるのですが。
家族にとって私の代わりはいません。
この滞在を大切に過ごしたいと思っています。
ある日、娘がくれた手紙。兜はこどもの日前後に
よく作ってプレゼントしてくれました。
こんな風に思ってくれてたんや（涙）
いつの間にか日本語でこんな文章が書けるようになってたんや（涙）
いつも持ち歩いて励みにしています。
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