ミレニアム
ドラゴンタトゥーの女という副題文春の書評 海外ミステリー部門第1位という。プロローグで興味を引いた後 最初は退屈だったが だんだん 面白くなってくる。上下間で3500円前後するので高いのだけれど第2部もすぐに買ってしまった。 羊たちの沈黙 のシリーズを思い出す。キーワードは 精神科 精神異常者 ハッカー 成年後見 ジャーナリスト 知性 男と女自分の秘密の暴露をもそれほど恐れない 強靭な、しかも 生命力たくましい能天気な性格の者が 社会に反抗し凍てつく態度をもつ変わり者に接近しそれを変えていく というような ある種の治療的なプロセスにも通じるものが流れていく小説。 主人公とヒロインたち は ため息が出るほどタフで魅力的だ。よく食べ、よく眠り、よく交わり、よく話している。恋愛小説でもありサスペンスでもあり日常でもありそうな関係でもあり、なさそうでもある。作者はパートナーを残して早世してしまったらしいがこれもまた 現実。