私は絵を描くのは下手ですが、絵を見るのは好き♪でも、自分が好きなタイプの絵なら、、、という条件つき。教養や興味を広げる為には色々なものを見るのが大事だな~と最近とっても思うので、もう少し柔軟に絵画鑑賞をしていきたいと思うこの頃です。
さてさて、我々家族が尊敬、そして崇拝する「リビングアーティスト(現在活躍している画家)」といえば、「神津善之介さん」です。10台の頃にスペインに修行に出て、それからずっとスペインに居を構え、そこをベースにヨーロッパ各地、日本で活躍されている若きアーティスト。
善之介さんとの出会いはまず私の両親。7~8年前に銀座でやっていた個展に偶然足を運んだところから始まります。素晴らしい絵に魅せられたのはもちろんの事、善之介さんの人柄にもすっかり惚れ込んでしまった両親はそれから毎回、個展に足を運ぶようになったのです。
彼の絵と人柄の素晴らしさを何度も聞かされていた私。実家に帰った時に両親が購入した作品を見たりしているうちに私もすっかりフアンになってしまいました。
そして4年前には「ぜひスペインに遊びに来てください!色々ご案内します」という善之介さんと奥さまの社交辞令(?)を真に受けてスペインへ押しかけてしまった両親に、これまたアメリカから便乗して押しかけてしまった我々夫婦(そう、この頃はまだ怪獣もおらず、自由に旅行をしておりました、、、、)。相当迷惑だったんじゃないかと思いますが、美術館巡り、美味しいもの巡りにお付き合いいただき、そしてご自宅のアトリエまで見せていただき、それはそれは思い出に残る旅でした。
それ以来、彼のホームページ (www.yoshinosuke.net
) を度々チェックしては、新作が掲載されるのを楽しみにしています。そして、いつか彼の作品を購入したい!という夢を持つように。彼の日本での個展は通常春と秋。この個展にあわせて帰国しようといつも思いながら、何かしらの理由でいつも予定が合わせられない状況が2~3年続いてしまいました。
今年も急な帰国予定が入ったものの、10日の差で惜しくも個展には間に合わない!という日程。でも、今回の個展に出展する作品の一部をホームページで見た私と旦那さま。「おおおお~」と思う作品を見つけてしまったの!でも、実物を見ないで絵を選ぶのはちょっと不安。そこで、個展初日に行くという両親に全権を委ね、我々が「これは!」と思った絵を見てきてもらうことにした。
そして、絵を見てきた両親、我々が選んだものとそれ以外にホームページには出ていなかった作品の2つを薦めてくれた。ホームページに出ていなかった作品はご丁寧にも、善之介さんが別途メール送信してくださったので、2つの絵を見比べる。「う~ん、どっちも素敵で決めがたい!!」と悩む私。通常、私は非常に好みがはっきりしているので、迷うという事があまりないのですが、今回は自分で決断できなかった。仕事から帰ってきたパパに「どっちが良い?」と聞くと、10回ほど代わる代わる絵を見比べたパパ、「こっち!」ときっぱり1つの絵を選んだ。え~~~~~~~~~~~~~~~~、ご存知の方も多いと思うが、パパは「優柔不断」で有名。サンドイッチ一つ選ぶのもえらく時間のかかるお人(アメリカのサンドイッチはパンの種類から、中に挟む具やドレッシングまで全部選ばないといけないので、ちょっと大変なんだけど)。そのパパが迷わず選ぶとは、、、、びっくりよ~。
という訳で、パパの一言で購入する絵が決まった次第。個展には間に合わないけど、日本に帰った時に実物の絵と対面できるわ~ととっても楽しみでした。
そして、帰国後、わくわくドキドキしながら絵の包装を解いてみました。
善之介さんと、今回購入した「水面の太陽」
善之介さん(左端)と奥さま(右端)と、個展とは別に合同展覧会をした
スペインの画家仲間の皆さん。
思ったとおり、素晴らしい絵でした。忙しくてそわそわしている時、子供が愚図ってイライラしているような時でも、この絵をみると心が穏やかになれそうな、そんな静かな、静かな、でも心を癒す力強い威力のある、そんな絵です。見る角度、照明によってもすごく印象が変わります。私はちょっと暗めの照明の中で眺めるのが好き♪太陽の光のオレンジ色が濃くなり、絵全体が何ともいえない柔らかい穏やかな印象になります。
アメリカに戻ったら、毎日眺められるところに飾りましょう。
そうそう、余談ですが、私たちが迷っていた2つの絵。後日善之介さんの個展に「髭の殿下」こと三笠宮様が来られ、私たちと同じ2つの絵をお気に召したのだとか。「水面の太陽」はすでに我々が購入していたので、もう一つの「フォンテンブローの朝日」という絵を購入されたとか。きゃ~、宮様と全く同じ好みとは、、、。光栄だわ。
善之介さん、これからもず~っと素晴らしい絵を描き続けてください。応援しています。