産道の中 | ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪


去年の秋のフランス行きの航空券トラブル、先週のコロナと二連荘で出国を拒まれ、心が折れそう。

そもそも怖いし、不安。
4年半海外に出てないから、旅の仕方も忘れてる。

日本に居れば安心だし、お金も無駄に使わなくて済む。
誰に強制された訳でもないのに、なんでこんなことをしようとしてるんだろう?と自問するばかり。

準備も面倒で、逃げ出したい気持ちでいっぱい。
現に昨日も今日も、現実逃避に明け暮れた。

時間ができれば、こういうことを考え始めてしまうことはわかっていた。
だから忙しい最中に出国してしまいたかった。
でも、それではダメだと言われているようだ。

夢を見た。
また能登のボランティアに行く夢だった。
コロナで航空券をキャンセルした時、その意味を問うた。
旅は止めて、しばらく能登のボランティアに専念しようかとも考えた。
なんて言うか、それくらい強い情動に掻き立てられた。
でも、それすら選べなかった。
能登のボランティアに行く夢を見て、
”ああ、パラレルワールドにいる私は、そっちを生きているんだね“
そう思った。

こっちの私は、旅を選んだ。

2015年、長期の旅から帰ってきた時、ひどく虚無の状態が続いた。
何もかもが虚しくて、全てがほとほと嫌になった。
それでも時間薬で効いて、少しづつ日常を取り戻すと、仕事を始めて、また旅に出た。
そうすると、帰る頃にはまた旅に出たくなって、
”ああ、私はこうやって、行く前(産まれる前)は嫌だ嫌だと言いながら、また旅に出たくなる(人間をやりたくなる)んだろうな“
と思った。

実際、私は産まれる前、怖くて怖くてしかたなかったらしい。

だから、この感覚はなんとなく記憶にある。
産道にいる時だ。

退職後の無の状態から、新たな旅に出るという生を経るには、産道を通らなければならない。

ちゃんと、通らなければならない。
ズルは許されないみたいだし、仮にズルできても、それでは本当に得たいものは得られない。

この狭くて暗くて何もない、けれども安心で安全な産道。
それをちゃんと感じた上で、飛び出さなきゃならない。

怖くて不安で仕方ない。
それでも、行こうと決めた。出ようと決めた。
これまでの経験、Tips、お金を注ぎ込んで。
自分で見て、触れて、感じてみたいから。
誰かの話じゃなくて、自分の五感で。
良いことも、悪いことも自分という主体が経験するため。
それが生きるということ。

新たに7月1日の航空券を取った。
今度こそ、いけるかな?
大丈夫、起こることは全て⚪︎🙆‍♀️
恐れも不安も、全て⚪︎🙆‍♀️
大丈夫、楽しんで行こう〜⚪︎🙆‍♀️