Con te Partiro ーvia Francigenaへの招待状ーvol.42 | ちびタンクのひとりごと

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大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪



2019年12月22日


フライトは夕方だと言うのに朝6:30には家を出て、移転前の墓地に向かった。


バックパックを背負った墓参りとは浮いているに違いなかったが、幸い、早朝の墓地に人気はなかった。


しかし、墓地に着いた私は、その大きさに愕然とする。

田舎育ちの私の想像をはるかに超える、広大な墓地だったのだ。


東京の大きな団地を想像して欲しい。

そこはまさにお墓の団地、お墓の集合住宅だった。


谷口さんが送ってくれた地図と道順を頼りに右往左往するが、あまりの広さに、“ここだ”とはっきりわかるポイントは見つからなかった。


一列を確認するだけでも相当の時間がかかる。

そろそろ出ないとなおさんとの待ち合わせに遅れてしまう。


あと一列だけ確認したら諦めてここを出ようと決めて、次の列に移動した。



すると更地の一角が目に留まる。



もしかして?


写真と照らし合わせると背後に写る木々や景色は同じ。

さらに写真に写りこんだ隣のお墓の墓碑名が一致した。



ここだ!



確信すると私はその更地の前で手を合わせ、きぬママの家族一人一人のお名前を呼んだ。

そしてこれからカンタベリーに向かう旨をお伝えした。



まずは一つ目のミッション完了。



急いでなおさんとの待ち合わせの駅へ向かった。



ーーー


↓前回のお話し