Con te Partiro ーvia Francigenaへの招待状ーvol.38 | ちびタンクのひとりごと

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日本聖公会


Wikipediaによれば、

「キリスト教の一教派、聖公会の構成団体の一つ。」

「聖公会は宗教改革の中からイングランドで創生した英国国教会(イングランド国教会、日本聖公会の用語では英国聖公会)をルーツとする教派で、広義のプロテスタントに含まれると見なす(あるいは自認する)見解もあるが、西方教会におけるカトリック教会とプロテスタントの中間というのが実態であり、「中道(Via Media)」の教会であると自認している」

とのこと。



あの祈祷書は最近のものではない。相当古いものだった。


きぬママのルーツはカソリックでもプロテスタントでもなく、聖公会だったってこと?



慌ててメールを探ると、2017年4月17日、メーリングリスト宛のメールに、こんな記述があった。


「 両親は 日本聖公会に属していましたが 父は教派を超えて ・・

地元の教会設立に奔走し  複数の教会設立に 関わりました・・」

 


やっぱり!

きぬママのルーツは聖公会だったんだ!



それにしても聖公会という宗派は聞いた事がない。



ネットで調べてみると、すぐに日本聖公会管区ホームページのこんな一文が目に留まった。


「聖公会(せいこうかい)は、カンタベリー大主教を精神的指導者とするイングランド国教会から生れ、世界165ヵ国以上に広がる42の管区(Province)と5つの特別管区(Extra-Provincial 小規模な自治区)からなるキリスト教会です。」



カンタベリー …?



カンタベリー大主教は、カンタベリー 大聖堂を主教座とするイギリス国教会の大主教」


カンタベリー大聖堂は、イギリスのイングランド南東部ケント州のカンタベリーにある大聖堂」



ある記憶が呼び起こされる。



それはその年の2月。


アッシジの旅を終え、仕事で滋賀に泊まり込みの研修に行った時だった。


同じ研修生と、年末年始何をしていたかの何気ない会話だった。


私が、

“via Francigena っていうイタリアの巡礼路を少し歩いたんですよ。結局、行き先はローマじゃなくてアッシジに行ったんですけど”


と話すと相手は、こう答えた。


“あ〜、それ聞いたことがある。

確か、イギリスのカンタベリーから始まる道だよね?”



(そんなこと、知っている人がいるんだ)

と驚く私…





え?




カンタベリー…?





去年歩いたあの道の、出発地…!?





鳥肌がたった。





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↓前回のお話